俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

この世で一番醜い、男の嫉妬

花蓮という街は本当に小さな集合体の集まりの様な場所だ。
多民族が一緒に住んでいるからか、各民族がそれぞれにコミュニティーを作り、仲間同士の結束も強い。その反面、他の人間を寄せつけに部分もある。


原住民(花蓮には六部族が住んでいる)も、各部族で集合体を作り、さらに、同じ部族であっても、部落ごとの結束が強く、例え、同じ部族でも、部落が違えば、互いをけん制し合う。
客家人は客家人同士の結束、台湾人は台湾人同士の結束が強い。結束が強いという事は、逆言えば、互いをけん制し合っているという事にもなる。
台湾人は原住民、客家人を嫌い、客家人や原住民は台湾人を嫌う。


その中に、日本人の集合体もある。数は、台北などに比べるとはるかに少ないが、(100人もいないはず)その集合体に入らない奴は攻撃対象にされる。
台湾人、原住民、客家人よりも一番、タチが悪いのが日本人コミュニティーだ。


俺は、一切、奴らとは関わりを持たない。当初は知らなかったのだが、数人の日本人と知り合い、話をしていると、常に、誰かの悪口ばかりを言っている。それに嫌気が差して、俺は奴らからは距離を置いた。すると、その途端に、今度は俺がその標的になった。


台湾人、原住民、客家人は、嫌な相手とは付き合わない。しかし、あえて、攻撃まではしない。無関係な状態を保つ。
しかし、日本人は常に攻撃対象を探している。獲物を見つけると、それまであまり仲が良くなかった者同士でも、獲物を見つけると結束して攻撃を始める。
その攻撃も生半可なものではない。徹底的に相手にダメージを与える方法をとる。
おそらく、読者の人達には想像も出来ない様な内容と方法だ。


以前のブログでも書いたが、台湾で一番気を付けなければいけないのが、日本人。
これは本当だ。
しかも、その攻撃対象になるほとんどが、嫉妬からだ。自分たちの仲間に入らず、それでも、異国の地、台湾で生き続ける。まず、それが気に入らない。自分たち以上に、台湾の人とのつながりが多く、そして、現地に溶け込んでいる事が気に入らない。
さらに、俺の様に、自分の活動が新聞に掲載されたり、日本のテレビの取材を受けようものなら、花蓮のみならず、台湾中の日本人から攻撃を受ける。会ったこともない日本人が、昔から俺の事を知っているかの様に、俺の悪口を言う。
ちゃんちゃらおかしな話だが、でも、それが台湾に住む日本人。ただし、全員がそうだとは言わない。あくまでも、そういった日本人が多いという事だ。


台湾は多民族な国。だからこそ、様々な摩擦も起こるし、表面化していない部分で、差別もある。それが貧富の差を呼び、犯罪へとつながる。
まあ、資本主義社会では当たり前の事だ。


資本主義社会であるが故に、自由はあるが、差別、摩擦、貧富の差もあるのが台湾だ。


俺はまだしばらくの間は台湾で生きる。この花蓮で生きる。その分、攻撃もまだまだ続くだろうが、それは覚悟の上だ。


よく妻と話をしているのだが、「台湾に来てからの事を本にして、ノンフィクションとして出版しても、誰も信じないだろうね」ってね。それだけ、波乱万丈な経験をさせてもらっている。その大半が日本人からの攻撃だというのも何だか悲しい話だよな。


そして、その攻撃の中心にいるのが、俺達シニア世代の男共だというのも、本当に情けない話だ。


男の嫉妬って、本当に汚く、しつこく、卑怯で、醜い。この世で一番醜いものじゃないかな。俺はそう思うね。

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