俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

餅つきの次は除夜の鐘までも中止!日本の心はどこいった?

今の日本人の感覚は一体、どうなっているのだろうか。
聞くところによると、先日、俺が書いた餅つき禁止以外にも、除夜の鐘禁止というのもあるらしいなあ。
これって、完全に日本人として終わっていないかい?


音に関する問題は日常茶飯事起こっている。
隣人の騒音、工場の騒音、車・電車・飛行機の騒音、犬・猫の鳴き声等々、生活をしているうえで発生する生活音に関する騒音問題はよく聞く話だ。


しかし、最近では、保育園や幼稚園の建設反対の理由に、「子供の頃がうるさい」というのがあったり、小学校・中学校の運動会の音がうるさいというものあるそうだな。
遂には、除夜の鐘までうるさいとなると、俺から言わせれば完全にノイローゼじゃないか。


こういった音をうるさいと思う人は、よほど静かな環境で生活しているのだろうなあ。
部屋は無音部屋かな?家の中を歩くのも、忍者の様に音を立てずにあるいているのかなあ?きっと、家の中では、テレビやラジオもつけず、音楽なんてとんでもないという家に住んでいるんだろうなあ。


こんな人が田舎に住んだら「虫の声がうるさい」「鳥の声がうるさい」「カエルの声がうるさい」「川の流れる音がうるさい」「海の波の音がうるさい」と、文句ばかり言って、夜は一睡もできないのだろうなあ。


何とも悲しい人生を送っているんだ。


音というものから季節を感じるということが出来なくなっている人が多いのだろうか。


自分が発生させる音は気にならず、他人の音には異常なほどに敏感になっているのではないか。


うるさいと言われたから除夜の鐘を中止する方にも問題はある。除夜の鐘の意味をきちんと説明し、日本の音の伝統文化の重要性を説明する必要はあるだろう。それでも、うるさいと文句言う人は、騒音公害訴訟でも起こせばいい。


俺たちシニア世代としては、今のこの狂った日本の状況になんとか歯止めをしなければならないのではないか。
そうしなければ、本当に無機質な子供が育ってしまう。
餅つきも除夜の鐘も遺産になってはダメなんだ。過去のものとなってはダメなんだ。
日本人としての誇りでなければならない。


おせち料理も作らない家が増えた昨今、どうやって日本の伝統文化を伝承していくのだろうか。
伝統文化など興味はないという人もいるだろう。興味がないならないで結構だ。しかし、否定はするなよな。
日本人である証、それは、伝統文化を伝承するってことなんだよな。
後数年先には「餅つきってなあに?」「除夜の鐘ってなあに?」なんて子供が増えたらどうする?別に何とも思わないという人がいるなら、俺は言いたい。今すぐ、日本人を止めてくれ。そんな人に日本人だと言われたくない。


何だか悲しい、寂しいニュースが多いように思う昨今の日本。


餅つきも除夜の鐘も誰が何と言おうと、止めるべきではない。日本の心だ。


俺はそう思うけどなあ。

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