俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

残業ゼロ、有給休暇100%消化、まずは自分の部署から始めよう

日本の会社は本当に会議が好きだ。午前中、ずっと会議という場合もある。しかし、長時間会議をやって、本当にその効果はあるのだろうか。
俺は、会議は1時間以内と決め、出来れば全員、立って会議をすればいいと思う。椅子に座る必要などない。
時には外のカフェなどで会議をするのもいいかもしれない。重要な機密情報がある場合は、社外というのは難しいかもしれないが、個室がある場合は、そこを利用すればいい。


人間の集中力には時間的に限界がある。だから、長時間労働が業績を上げるとは思わないし、長時間労働をする前に、無駄な時間を省く方がいいんじゃないかなあ。
無駄な長時間会議に打ち合わせ。見直せば、色々と無駄な時間があるはずだ。


残業をなくす努力は、会社幹部の責任だ。仕事も一人に押し付けるのではなく、複数で取り掛かればいい。そうすれば、作業分担も出来るし、万が一、スタッフが病気等々で休んだ時でも、誰かがその業務内容を把握しているので、安心して療養できる。


そもそも一日8時間労働とされたのは、人間の限界が8時間だという事を現している。
残業を一切認めないことを建前にしている会社が日本に果たして何軒あるのだろうか。また、実際に、残業ゼロを実践している会社は存在するのだろうか。
さらに、有給休暇100%を実践している会社は何軒あるのだろうか。


俺は今の日本の会社は、利益追及ばかりに重点を置きすぎ、その結果、「利益を出すためには、少しでも長く働く」、「必要以上の休みは取らない」という事が当たり前になってしまい、残業しなかったり、有給休暇を取ったりすると、周りから色々と言われることがこれまた、当たり前になっている。


結局、会社によって人生のほとんどを縛り付けられ、振り回され、気が付けば、心身ともにボロボロになり、家族も離れてしまうという結果になってしまう。


日本の会社の経営者は、まだまだ60代~70代が多い。企業戦士と言われ、馬車馬の如く働いてきた人々だ。しかし、確実に世代交代は起こっている。俺達50代が経営陣に加わり、経営者になっている。だからこそ、今こそ、今までの常識をぶち破るチャンスではないか。


俺と同年代のシニアオジサン達よ、奥さんと最後にデートしたのはいつ?娘さんと二人でデートしたことあるかい?仕事と結婚した訳でもなく、会社はお前さんの一生涯を面倒見てくれないんだぜ。
仕事は自分一人で抱えるな。全ての仕事を一人の部下に押し付けるな。
自分から積極的に有給休暇を取れ。残業を減らせ。自分が率先すれば、部下はやり易くなる。
他の部署が今まで通り、残業したり、有給休暇を消化してければ、自分の部署だけは、部下にとって働きやすい環境をつくってやれよ。「あの部長の下で働きたい」と思ってもらえる部署をつくりあげろよ。気が付けば、会社全体がそうなっていくはずだ。


無理をして働いても、いい成果は出てこない。効率が上がっている様に思うだけで、結果、効率は下がっている。無駄な電力も使うし、無駄な体力も使うだけ。


今までの間違った日本の美徳を打ち破ろうぜ!!


俺はそう思うけどなあ。

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