俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

「前例がない」「不可能だ」という事にあえてチャレンジ

「前例がない」「不可能だ」という事にあえてチャレンジする俺はバカなのだろうか。


今俺は、台湾花蓮縣で前例のない外国人が設立する社団法人を作ろうとしている。
日本と花蓮の国際交流を促進するための社団法人だ。


発起人三十名を集める必要があるのだが、正直、かなり苦戦している。その理由は、「外国人が社団法人を作るなど、聞いたことがない」「既存の社団法人を利用すればいい。何も前例のないことをする必要はない」等々という否定的な意見が多い。
一方で、「素晴らしいことだ」と俺の趣旨を理解してくださり、発起人になってくださる人もいる。


俺は、自分の社団法人の発起人には、日本人は3名だけと決めている。後はすべて現地の人達で構成する。老若男女をうまく配分する。
当初は俺が理事長として運営していくが、将来的には、地元の若者に引き継いでもらいたいと思っている。


若者が夢と希望を持てて、楽しく過ごせる花蓮にしていきたい。ある一定の年齢の人達が考え、実施するイベント等々もいいが、やはり、若者の声を反映したイベント等々を実施していきたい。若者にとっても魅力ある花蓮であって欲しいと思うから。


花蓮では前例のない事案。例え、発起人三十人が集まっても、次の難関は、県政府。
前例のないことに手を出したくないのがお役所だ。かなりハードルは高いと思う。
しかし、だからと言って、何も行動に移さなければ、何も変わらない。
ダメであっても、何度でもチャレンジすればいいと思っている。
法律で定められている設立条件さえクリアすれば、後は、役所との折衝だけだ。
根競べでは負けない自信がある。


正直、社団法人など一円の利益にもならない事。しかし、この地で生かされている人間として、今の状況を何とか打破し、もっともっと日本と花蓮との関係が深まって欲しいと思っている。そのために必要な事は何でもする。


うーん、そう考えると、俺ってやっぱりバカなのかもしれないな。


まあ、今の世の中、こんなバカもどこかが必要としてくれるんじゃないかなあ。


俺はそう思うけどなあ。

×

非ログインユーザーとして返信する