俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

挨拶って大切だと思うよ

台湾に来てからは日本へ帰ったのは2度だけ。近くて遠い日本ってとこかなあ。
俺の場合、両親も他界しているし、兄弟とは疎遠だから、日本へ帰るというよりも、行くって感じになっている。実際、宿泊先もホテルだし、完全に旅行だよな。


お墓参りだけが気になっているが、その分、仏壇を持って来たから、毎日、仏壇には手を合わせている。


昨年12月に日本へ行った時に気になった事を今日は書いてみよう。


朝、ホテルのエレベーターでの事。朝食を食べに行くために乗り込んだエレベーター。
扉が開き乗り込む。その時は誰も乗っていなかった。エレベーターが途中の階で止まり、一人のサラリーマン風の男性が乗って来た。俺は彼に向かって笑顔で「おはようございます」というと、彼は驚いた顔をして「あー」とだけ返事した。また途中の階でエレベーターが止まった。今度は、金髪の外国人女性が乗って来た。彼女は、すぐに笑顔で「Good Morning」と言った。俺も笑顔で「Good morning」と返事した。もう一人の男性は・・・黙ったままだった。そのままエレベーターは朝食のレストランの階へ。
扉が開くと、真っ先に、ダンマリ男が出て行った。俺は、OPENのボタンを押して、外人女性が出るのを待った。彼女も笑顔で「Thank you」と言って降りて行った。


ちなみに、ダンマリ男のスーツの襟についていた社章、大手商社の社章だった。あれで、世界を相手に戦えるのかなあ・・・・・・。


日本ではエレベーターで出会った見知らぬ人にあいさつをする習慣はない様だが、台湾ではエレベーターでのあいさつはごくごく当たり前の事。例え、知らない相手でも。


まあ、場所が日本のホテルだから、日本流でいいじゃないかという考えもあるだろうが、「挨拶ぐらいなあ」って思う。


以前、テレビの実験でやっていたが、ある一本道で、反対方向から外人やって来る。そして通り過ぎる直前に外人が「Hello」と声をかけて通り過ぎていくと、日本人は「Hello」と返事する。しかし、同じ日本人が「こんにちは」と声をかけて通り過ぎると、大半の人が無視だった。


同じ日本人同士で何故、挨拶しないのか、俺には理解不能だ。挨拶って、知らない者同士でもやっていいはず。まして、エレベーターという限られた空間の中で、例え少しの時間といえども他人同士が一緒にいる訳だ。挨拶一つで気持ちが何だか楽しくなると思うんだけどなあ・・・・・。


という事を日本の友人に話したら、「お前はもう日本では生きていけないだろうなあ。」と笑われた。


まあ、せめて、家族間では挨拶はしてくれよな。

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