俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

妻を愛しているか?妻に愛されているか?

気まぐれで始めたブログ。どこにも、誰にも公表していないのに、13人もの人が俺のブログを読んでくれた。嬉しいねえ。素直に嬉しい。


ところで、俺たちシニア世代になると、自分の妻に対しどうも愛情ってものを感じないというオヤジが多いように感じる。

でも、これは大きな間違いだな。


これ読んでる人で、50歳以上のオジサンやオバサンがいたら聞きたいのだけど、最近いつ頃、自分のパートナーに「愛してるよ」って言った?

こういう質問すると、「外国人でもあるまいし。日本人はそんなこと言わない」って反論する人がほとんど。でもおかしいよな。この人と結婚したいって思った頃は「愛してる」の大バーゲンやってたはず。新婚当時もそうだったろう。いつ頃から言わなくなったの?


俺は今でも妻に「愛してる」って言ってるぜ。だって、本当に愛してるから。愛してるからこそ結婚したんだし、愛してるからこそ、これからもずっと一緒にいたいから。


俺の今の仕事は、メインは歴史研究。でも、これは金にならない。だから、生活費を稼ぐために、花蓮を訪れた日本人観光客に、花蓮の歴史を通して、花蓮と日本のつながりを現地を訪問して解説している。簡単に言えば、ガイドに似た仕事だ。この仕事、実は、妻も同行。つまり、24時間、365日、いつも一緒ってこと。

これを話すと「よくも飽きないですね」とか「わー、自分だったら息が詰まりそう」って言う人が多い。


縁があって夫婦になったんだろう。なのに何故、一緒にいると息が詰まるんだ。何故、一緒にいると飽きるんだ。俺にはまったく理解できない。


妻を、夫を愛せない人が、子育てをして、子供に対し偉そうに言えるのかねえ。


男はすぐに「仕事」を口実に逃げようとする。妻よりも、家庭よりも、まずは仕事優先。「それもこれも、家族を守るためなんだ。」と自分に言い訳しながら、仕事に逃げている。っていうか、仕事していなければ、不安になり、仕事でしか自分の存在感を実感できないからかもしれないな。

俺もサラリーマンやってたし、会社経営もやってた。だから、経営者としての気持ちも、従業員としての気持ちも両方わかるが、この歳になってはっきりと言えることは、この世で一番大切なのは、家庭。家族。特に、妻だよ。


自分の妻を大切にできない男は、部下の気持ちも、同僚の気持ちも、お客様の気持ちも、本当はまったく理解できない奴。こんな上司に巡り合ったら、俺ならすぐに会社辞めるね(笑)


よく日本人って人に自分の妻を紹介するとき「愚妻です」とか「たいした奴ではありません」とか、とにかく、妻を下に見て紹介するよね。

その逆も多いけど。夫を「アホ、バカ、間抜け」の様にボロカスに言ってるオバサンも多い。

それって本当に最低だよ。自分で自分を「私はバカです」と言ってるのと同じだって気付いて欲しいね。だって、今、自分が貶している相手を選んだのは、あなた自身なんだから。もしも子供が居たら、そんなバカな相手との間に出来た子供って事になるんだぜ。子供が可哀想だ。


まあ、日本では謙遜が美学とされているが、謙遜で美学になることと、謙遜で美学にならないことがあるってことを学ばないとな。


「そうは言うけど、俺の嫁は、もう俺には興味ないみたいだし」「私の旦那は、私の事を女だとは思っていないみたい」って反論する人もいるだろうが、その責任は本当に相手にあるの?違うだろう。責任は自分にあるんじゃないの。


この点については、また次回に書く事にしようっと。


今日は是非、自分のパートナーに対し、優しく一言、「愛してるよ」って言ってみて。

特に、同世代のオジサン達よ。言ってみようぜ。

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