俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

カッコいい旦那!カッコいいお父さん!になろう

相変わらずめまいは治らない。メニエール病という病は、時間がかかる。
余計な事を考えず、とにかく静養することが一番らしい。そして、ストレスをためないようにすることだそうだが、性格的に、じっとしていること自体がストレスだ。
でも、仕方ないよな。諦めて、今はのんびりするしかないか。


さて、今日のお題「かっこよく活きる」ってことだが、「かっこよく」って具体的にどういう事だと皆さんは思う?


例えば男性の場合、ジムに通って、体を鍛え、筋肉を付け、無駄な贅肉を取るというのもある意味、「かっこよく」だよな。でもね、人間の身体ってやつは、人それぞれに適正というものが決まっている。俺は医学的な事はわからないが、まず、人間の身体は骨が基本だよね。その骨が耐えられるだけの肉がついていれば、それが適正ってことなんだろう。
骨が耐えられないような、筋肉や贅肉がつくと、関節に負担がかかり、怪我の原因になる。ほら、よく野球選手が肉体改造なんて言って、ムキムキの筋肉つけるけど、そういった選手ほど、怪我をしやすくなるよな。あれは、適正を超えてしまっているから、骨が悲鳴をあげるのだと思う。骨だけは鍛えてどうこうなるものでもないしね。


この骨と同様に、視力と髪の毛だけは、本人が出来る努力にも限界があるよね。
年齢と共に、視力は衰える。髪の毛も薄くなったり、禿げたり、白髪になる。これはどうすることも出来ない。
しかしだ、どうすることも出来ないというのと、放置するというのは違う。


例えば、メガネ。自分の顔に似合ったメガネフレームを選ぶ事。そして、レンズはいつもきれいに磨く。よくいるよな。レンズは指紋だらけ。フレームもやたらとオジサン、オジサンしていて、メガネ自体もずれ落ちているオヤジ。あれはダメだ。男として最低だ。
TPOに応じてメガネを着替えるっていうのが一番だが、普通のサラリーマンではそこまでお金を使うのは無理だよ。そこまでする必要はない。
でも、指紋ベタベタ、ズレメガネだけはやめよう。これは自分で何とか出来る事なんだから。


髪の毛も年齢と共に衰える。薄毛と禿。嫌だよなあ。でも、仕方ない。だったら、思い切って、薄毛、禿を隠さず、それを自分の個性だと思えばいい。変に隠すから惨めに見えるし、カッコ悪い。バーコードヘアーなんて愚の骨頂だよ。絶対にやめるべき。
薄毛、禿の人は、短髪にすることを薦める。自分では、少しでも残っている髪の毛を長くすることで、薄毛、禿を隠せると思っている人が多いようだが、それは逆効果。


サラリーマンの場合、スーツは必需品だよね。俺も以前は毎日、スーツだった。
日本の場合、サラリーマンが着用できるスーツの色って限られてるよね。あまり鮮やかな色のスーツを着ていると、違う世界の人と間違えられるしね。
そうなると、おしゃれって限られてくるよね。カッターシャツとネクタイぐらい。


そこで、まず、カッターシャツは最低限、毎日着替えよう。アイロンもきちんと。ボーナスが入った時などは、思い切って数種類のシャツを購入しよう。襟のデザインの違うシャツや、カラーシャツなんかもいいよな。
後はネクタイ。シニア世代ってどうしてあんなにネクタイが地味なんだろうね。もっと、明るい色を選んでほしい。表情がくたびれているんだから、ネクタイぐらいは明るくいこうぜ!!今までに選んだことのないような色を選んでみよう。
そして、ここが大切。ネクタイは常に真っすぐに。カッターシャツの第一ボタンが見えないように、しっかりとネクタイを締めよう。だらしない人が多すぎる。


スーツのズボンの線はちゃんとある?靴はきれいに磨かれている?ハンカチは、汗ふき用と手拭き用を分けてる?


夏場は職場のロッカーに着替えのアンダーシャツとカッターシャツは入れておこうよ。汗臭いのは嫌われるよ。


別にブランド物を持つ必要などない。高級品を身に纏うだけがおしゃれじゃない。


「なんだ、お前の言う、カッコよくって見た目だけかよ。薄っぺらな内容だ」という人がいるかもしれないが、見た目は重要だよ。
第一印象って見た目でほぼ決まる。だらしない恰好をしている人は、仕事もやはりだらしない。出来ない。
ブランド品で固めている人は、上っ面だけは仕事が出来るように思うが、突っ込んでいくと、中身がない。


そして、決定的なのが、名刺入れ。初対面の時、相手がどこから名刺入れを出してくるか、どのような名刺入れを使っているかで、大体、その人の仕事ぶりが見える。


俺さ、以前、大阪の日航ホテルに宿泊したとき、そこのフロアマネジャーと名刺交換したんだが、そのマネジャー、ヨレヨレの名刺入れから名刺を出してきた。名刺も端が寄れていた。それからは、二度と、このホテルは使わなくなったね。その名刺も、失礼かとは思ったが、後日、総支配人宛てに送り返した。嫌味だろう。「俺っていやな奴」と思ったけどね(笑)


見た目の大切さに気付くか気付かないか。大きな差がある。日本人はすぐに「男は見た目ではない。中身で勝負だ」なんて言うけど、自分の身の回りを清潔に出来ない人間が良い仕事が出来るとは俺は思わないね。前述の言葉を連呼しているシニア世代のオジサンほど、自分の過去の栄光にぶら下がっているやつが多い。
過去は過去。過去の実績など、一円にもならない。経験は経験として大切だが、あくまでも経験。その経験を今の現状にリンクさせてこそ、その経験が生きてくる。


まずは見た目から変えようよ。もしも娘さんがいるなら、娘さんに無理言って、一度一緒にネクタイ売り場に行ってさ、そこで、娘さんにネクタイ選んでもらいな。
妻とネクタイ売り場へデートというのもいいよね。


妻や娘から見て、「カッコいい旦那」「カッコいいお父さん」になろうよ。

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