俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

嫉妬されて人は成長する

俺は日本に居る頃、役者の真似事をしていた。テレビドラマや映画、舞台に出演していた。一応はセリフも役名もあった。


俺の知り合いの息子さんも、今、役者をしながら学校へ通っている。これから期待の星ともいえる青年だ。
撮影の度に学校を休まなくていけないが、同級生から色々と言われるそうだ。


俺は彼に言ってやった。「周りが嫉妬するという事は、それだけあなたがプロの役者に近づいている証拠。嫉妬したい奴には嫉妬させておけばいい。それもプロとして誰もが通る道。」


人は何故、嫉妬するのか。子供の頃から嫉妬心というものがあるのが人間。
その嫉妬心が大人になればなるほど醜く、薄汚いものになっていく。
子供の嫉妬より大人の嫉妬。女性の嫉妬より男の嫉妬の方が醜く、卑怯で、度を越した事を平気でやる。


俺もそのくだらない嫉妬心とやらに苦しめられた事がある。


ネットでの誹謗中傷。そのほとんどが大人の男。度を越した、卑怯で醜いものだった。
一度ならずも何度もやられたし、事あるごとに同じ奴が登場して、言いたい放題を言っている。今も続いている。


でもある日俺は気付いた。
「奴ら、俺に嫉妬しているんだ」ってね。そして逆転の発想をした。「俺も嫉妬されるほどの仕事が出来る様になったんだ」って。
決して、天狗になっている訳ではない。俺は、自慢したり、自分を保身するためにウソをつくことは嫌いだ。また、匿名でしか物をいえない奴を軽蔑する。


ネットでしか、匿名でしかものが言えない奴を恐れる事も、腹立つこともない。


俺は自分を完璧な人間とは思っていない。まだまだ発展途上で、修行の身だ。
自分を正義の味方だとも思っていない。


そんな修行の身である未熟な俺に嫉妬してくれる人がいるなんて幸せ者だと思っています。


ネットで苦しんでいる人、あなたも嫉妬されているんです。と、いう事は、あなたは相手よりもはるかに成長しているって事ですよ。喜びましょう。


俺はそう思うけどなあ。

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