俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

自分の保身のために、子供に平気で嘘をつかせる教師と元教師

本当に久しぶりの投稿だな。
皆は元気にしていたかい?今年の日本は本当に暑かったらしいなあ。熱中症、大丈夫だったかい?


俺の住む花蓮も、連日、暑い日が続いたよ。35度以上は当たり前の花蓮。日本と大きく違うのは陽射しの強さ。「花蓮の太陽は人を食う」と言われるぐらい本当に強い。


ところで、今の日本の教育者ってどうなっているんだ。


実は、今年の夏、俺の住む花蓮で、戦後73年ぶりに日本夏祭りを復活させた。俺の住む場所は、その昔、日本人移民村があった場所で、当時は、毎年夏に、夏祭りが行われていた。戦後、日本人移民は全員、日本への強制送還になったので、夏祭りが行われなくなった。俺はずっと「もう一度、この旧日本人移民村で日本夏祭りを復活させたい」と思い、色々と動いていたが、今年、それが実現した。


その夏祭りに日本の高校生が特別参加してくれた。10名の高校生が日本からやってきた。
俺の住む町では、町長や町議会議員、婦人会等々、町を挙げて高校生を熱烈歓迎してくれた。
ところが、この高校生達、まともに挨拶も出来ない。早朝から、朝食を食べに連れて行ってくれるために、婦人会の人達がお宿まで迎えに来てくれていても、高校生から挨拶もない。朝食も「口に合わない」「食欲がない」「朝はいつもあまり食べない」などとわがまま言い放題。
最終日なんか、町長が多忙の中、わざわざお宿まで見送りに来てくれているのに、これまた挨拶なし。


さすがに俺も気になって、途中で引率の先生に忠告するも「挨拶は家庭教育ですからね。最近の子は挨拶できないんですよ」と笑って終わり。


決定的なのが、最終日の夜、生徒達が無断でお宿の青年の誘いを受けて、夜中にトラックの荷台に10人が乗って、山道を夜景を見に行った。
幸いにも荷台から落ちたりして怪我をする者はいなかったが、万が一の事が発生していたら、大変な事になっていた。初日に「俺に無断で夜にお宿の敷地から出る事は厳禁。万が一、どうしても出なければならない事があったら、必ず俺の許可を得る様に」と伝えてあったのに。
高校生やお宿の青年のとった軽率な行動も問題だが、さらに問題なのはその後の引率者2名の大人の対応だ。一人は高校の先生、もう一人は同行してきた元高校教師。


事態の重要性を考え、俺は引率者に報告をした。すると、「できれば大事にしたくない」「何事もなかったのだから、内々で解決したい」というもの。その理由は、お宿が満室だったので、生徒と引率者が別のお宿に泊まっていたこと。「同じ宿でなかったのがまずかった。」を連呼。
お前ら問題を取り違えていないか!と俺は思ったね。
そして彼らが出した結論が「何事もなかったので、なかったことにする。校長にも報告はしない。」というもの。そして「生徒には他言しない様に言いました」だってさ。
大人の保身のために、子供にまでウソを平気でつかせる先生と元先生。


これが今の教育現場なんだろうな。


生徒にはもっともらしいことを言いながら、自分達はまずは自分の保身を考え、事実を捻じ曲げる。当然、生徒には厳しい注意などしていない。その証拠に、高校生達は日本に戻ってからもその青年に「11月に個人的に遊びに行きます。その時はよろしく」という内容のメッセージを送っている。


台湾側ではその青年に厳重注意及び、今後、その青年のお宿、レストランは当面使用しない」という厳しい罰を与えた。
青年も深く反省しており、俺や日本側にも謝罪を行っている。


しかし、日本側は、「何事もなかったのに、台湾側(特に俺だって)が騒いでいるので、対応を検討している」とその青年に元教師がメッセージしてきた。


学校の報告する事など、100%信用したらダメだってことだよな。
イジメ事件の際の学校側のコメントも同じってことだ。


子供達に、ルールを破っても何事もなかった場合は、そのままスルー出来ることを教えた現役教師と元教師。
日本側の言う通り、本当に、何事もなかったのだからそれでいいと思うなら、何故、事実を校長に報告しない。


彼らの作った罪は重いと俺は思うけどなあ。

×

非ログインユーザーとして返信する