俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

顔の見えない世界だからこそ、最低限の礼儀は尽くそうぜ

俺は台湾の花蓮で観光ガイドの仕事もしている。ホームページやブログなどで花蓮を紹介し、主な観光コースなども記載させてもらっている。お客様はそれを見て、お問い合わせやお申し込みをしてくださる。


以前は、お問い合わせがあり、そのご質問にお答えし、その解答に対して、お客様のご要望などが返ってくるという具合に、お客様とこちら側とのやり取りが数回行われ、最終的に、「お願いします」か「今回は見送ります」という最終的なお返事が来ていた。
しかし、最近は少し様子が違っている。
色々と細かい事を質問して、こちらもそれに対してきちんとご回答を申し上げているのだが、最終的なお返事がまったく来ないというケースが増えている。
こちらもお越しになるのか、来ないのかが判らないために、予定を空けておくべきか、別のお客様のご予約を受けるべきかの判断が出来ない。
そのために、再度、お客様にメールを送り、お伺いを立てるのだが、それでも返事が来ない人がいる。
そうなると、こちらも「来ない」と判断し、別のお客様からのご予約を受付けるのだが、ギリギリになって「以前、問い合わせた〇〇ですが、花蓮に〇時に到着しますので、よろしく」とメールが来る。
こちらとしては、再度のお伺いもしており、それに対して無回答だったために、別のお客様のご予約を受け付けているので、ギリギリになって言われても、どうすることも出来ない。事情をご説明し、丁重にお詫び、お断りをするのだが、逆ギレされることもある。
そして、「〇〇は予約していたのに、ギリギリになってドタキャンしてきた」とSNSで投稿されたりもする。
信じられない様な話だが、本当の話だ。


だから俺は、SNS上での情報は一切、信用しない。匿名性の高いSNS。相手に対して、面頭向かって意見するのではなく、陰に隠れて、如何にも自分が正義だという様な顔をして意見する輩の多い事。
俺は、人を批判するような書き込みを平気でする人間は一切信用していない。
しかし、世間は、意外とこの人を批判する書き込みを好み、恐ろしいぐらいにすぐに信じる。
本当に恐ろしい世の中だ。


でもさ、書き込みする奴もそうだし、それに対して、同調して、同じように書き込みしたり、シェアする奴も、一歩間違えば、大きな犯罪を犯しているという自覚はゼロなんだろうな。
そういった奴らが親であり、社会的にもそれなりの肩書をもった人間なんだからなあ。


俺を目の敵にしているオヤジがいる。台北に住む日本人だが、そいつのSNSに、俺について、まあ、好きな事を書いてくれている。「おいおい、お前さんは俺の何を知っているの?」と言いたいけど、そのオヤジの書き込みに同調して、一緒になって好き勝手をコメントしているバカも大勢いる。
俺に言いたいことがあるならば、直接、俺に言えばいいのに、それは出来ないという本当に情けない、恥知らずのオジサンだ。


正直、最初の頃はやはり気分の良いものではないし、腹も立った。今は、笑いながらスルー出来るようになった。慣れたという事と、妬まれるってことは、その時点で俺はそのオヤジに勝っているということだから、気にするだけバカバカしいと思ったから。


何だか、話が大きく反れてしまったけど、顔が見えない世界でのやり取りの場合、やはり必ず、最終的な結論というものは、相手にきちんと伝えるべきだと俺は思うよ。
それが、礼儀だし、大人でしょう。

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