俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

憎まない、恨まない、でも、許さない PARTⅡ 夢の実現のために、困難を楽しんでやろうっと!

人間が生きていくために様々な困難が待ち受けている。
その困難を乗り越える事に人は、喘ぎ、苦しみ、時には、誰かを恨み、憎しみ、地獄の中を彷徨う。


俺にもそんな時期があった。目の前の苦しみから逃れたくて、誰かの責任にし、その人間を恨み続けた。以前にも書いたが、ある日、「あいつを恨み続けている時間が勿体ない。恨んでいる間、俺はあいつに自分の貴重な時間をあいつに奪われている。バカバカしい!」と思うようになった。
その瞬間、あいつを恨むことも憎しむことも止めた。でも、許しはしない。絶対に許しはしない。


困難のなかには、自分の身体のコンプレックスで苦しむ人もいる。そのために、美容整形をしたり、ダイエットをしたりと個々に、その苦しみから逃れようとする。
俺はそれを否定はしない。それで苦しみから逃れることが出来るのならば、それでいいのではないかと思う。
ただし、結果がどうであっても、人を恨んではいけない。自分で選んだ道なのだから、自分で最後まで責任を持つ必要がある。


今の俺は、右耳の聴力を失っている。突発性難聴で、初期診断が間違っていたために、処置が遅れたため、聴力が以前の様な聴力には戻らないと言われた。
投薬を続けながら、3か月後の結果を見るしか方法がない。
最初の医者を恨むことも出来るが、今さら恨んでも、聴力は戻らない。仕方ないよな。
左耳はなんと今のところ大丈夫なので、慣れるしかないだろう。ただ、右耳の耳鳴りだけは早く治って欲しい。あと、目まいも。


「人を恨むことなかれ」というのは簡単なことだが、実際には難しいことは判っている。
特に、若い時は難しいと思う。それを「悟れ」なんて俺は言わない。
憎みたければ、とことん憎んでいればいい。そのうち、俺が言っている意味が判る日が来るさ。気が付いた時に軌道修正すればいいじゃないか。遅くはないよ。


俺は自分の子供にも、自分の考えを押し付ける気は全くない。子供と言えども、別人格なんだから。俺のクローンではない。コピーじゃない。
だから、子供から相談を受けた時や、子供が間違った方向へ進みそうな時、俺は俺の考えを述べるが、それに従うか、参考意見として取り入れるか、あるいは、別の方向へ進むかは、最終的に本人が決めればいいと思っている。
ただ、親として、「何時、どんな時でも、そして、どんな状態になっていても、最後の最後、戻って来れる場所があるってことだけは忘れるな」と言い続けている。


親ってそれでいいんじゃないかなあ。当然、自分の子供に良い人生を歩んで欲しいと願うのが親だけど、「良い人生」って、それは、親の価値観の中の「良い人生」、「世間でいう良い人生」であって、本人にとって、本当に良い人生かどうかなんて、誰にも判らない。例え親であっても、判らないものだ。親だから子供の事はすべて判っているなんて、それは、勝手な思い過ごしだと俺は思う。


俺の理想は、どこか田舎で、広い土地というか、山の様な場所を購入して、そこに自分たち夫婦の家、子供達の家を建てる。門だけは同じで、門を入ると、各自の家までの道は別々。そして、土地の真ん中に広場を作り、そこが家族の集まる場所。そして、敷地内では犬や猫を放し飼いにして、皆の犬、猫として世話をする。
何時の日か、今の両親の墓もそこへ移動して、俺も妻も、そこに入る。
そうだなあ、真ん中の広場にあってもいいかもしれないな。
広い土地(山)だから、お互いの家の様子は判らない。しかし、身近に居る。スープの冷めない距離。俺達夫婦は、寒い時期は常夏の国へ逃げる。俺が寒いのが苦手だから。
年中、半そでで過ごすのが俺の理想大地。


夢で終わるかも知れないなんて思わない。俺は、この夢を実現させるためにも、今を楽しく、でも、必死に生きるって決めているから。


愛する妻と子供、そして、大好きな犬や猫や他の動物達に囲まれて、俺は人生の幕を下すと決めている。


「そういう生活が出来たらいいね」ではなく、「そういう生活をする」と決めている。


そのための困難だったら、俺は意地でも乗り越えてやる。今までも乗り越えてきた。
困難ってやつを楽しんでやろう。こっちが楽しんでやれば、嫌がらせをしている奴、すっごく腹が立つだろうなあ。それが面白いじゃないか。こっちは楽しいのに、相手は怒ってるなんて、愉快じゃないか。


そりゃ、今まで、他の人では想像も出来ない様な、陰湿で、限度を超えた嫌がらせを受けた。
信じられない様な事を色々とされた。今でもやっている馬鹿がいる。でも、そういった奴には、必ず、それだけの見返りがある。もちろん、「地獄の一丁目」への見返りがな。
だってさ、俺は、恨まない、憎まないと決めているが、許さないとも決めているから。


さあ、明日も夢の実現のために、一日、笑顔で頑張る。

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