俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

「自分」で勝負できる社会を作ることが俺達シニア世代の責務だぜ

俺は日本人。だから祖国日本を愛しているし、誇りに思っている。今は台湾に住んでいるが、大げさな表現をすれば、いつも心に日の丸を背負って生きているつもりだ。
だからこそ、今の日本人を海外から見ていて、「おいおい、ここが違うんじゃないか」と思うことも多い。


今、日本では民泊問題で色々な地方で議論が起こっているそうだ。一番の問題は、「治安が悪くなる」「中国人などは大声で夜中まで話をして、マナーが悪い」などという事らしい。
が、俺から見れば、そこまで偉そうに日本人は言えるのだろうか。
だってさ、日本の犯罪を見ると、犯人のほとんどが日本人。確かに外国人犯罪は増えているが、日本人による凶悪犯罪の増加率もかなり高い。
若者が夜中まで大声で公園などで話をしたり、原チャリに乗って暴走したり、万引きしたり、日本人もいい加減悪い事してるよな。


外国人が増える=犯罪が増えるというのはあまりにも極論じゃないか。


マナーを守らないのは日本人も同じだ。台湾に来る日本人観光客のマナーの低下は目を覆いたくなるものだぜ。


日本人ってどうしても外国人アレルギーみたいなものがあるよな。特に、俺達のシニア世代以上の人に多い。
それに比例して、同じ世代の海外でのマナーの悪さも目立つ。


マナーを守らないのなら、守らせる努力をすればいい。日本の地に一歩足を踏み入れれば、すべて日本のルール、マナーに従う義務がある。俺達も海外へ行けばその国のルール、マナーに従うのだから。
でも、日本人は相手が外国人だと、注意することを躊躇(ちゅうちょ)してしまう。遠慮は不要だ。ダメなものはダメと言わなければ、彼らは知らないのだから。


言葉の壁があっても、誠意を持って接すれば、不思議と通じるものだぜ。


俺達シニア世代がもっと心を広く持って、世界に目を向け、外国人を受け入れる体制を持たないと、若者はどんどん日本に閉じこもってしまう。
日本人の海外留学の減少。海外赴任の拒否。これが当たり前になったら、日本は終わる。


若い人に世界を見て欲しい。そして、自分の存在の小ささに気付き、大きく成長して欲しい。未だに大学名、会社名にこだわる日本人。もういい加減にその観念を捨てて欲しい。


どこで学んでいるか、どこで働いているかではなく、何を学んでいるか、何を専門に仕事しているかで勝負する、すなわち、自分で勝負する人間を育てることが俺達シニア世代の責務じゃないかなあ。

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