俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

俺の浮気に対する考え(考えには個人差があります)

日本では「老人クラブ」を「シニアクラブ」と呼ぶ傾向が増えているそうだが、老人=シニアというのは如何なものか。だったら、シルバー人材センターのシルバーってどんな世代を言うのだろう。
老人=シルバーというのが俺の中の定義だったのだが。


まあ、そんな事はどうでもいいか。俺の中ではシニアは50歳から65歳までなんだから。
要するに、会社では中間管理職以上の役職に就き、家庭では子供は大学生以上の子供がいるオジサン連中がシニアおじさんで、子育ても一段落し、早い人では、孫までいるが、老け込むにはまだまだ早いオバサン連中がシニアおばさん。あるいはまた、独身で、それなりに遊びも覚えていて、上手く異性とお付き合いも出来、仕事もこなすオジサン、オバサンを言う。


さて、今日は「浮気」について俺なりの考えを述べよう。
まず、「浮気」された側に言いたい。相手を責める前に、まず、自分を責めろ。これは、妻に浮気をされた旦那にも、夫に浮気をされた女房にも言いたい。そりゃあ、浮気をされたら腹が立つし、許せないという気持ちは理解できる。しかし、だからと言って、相手ばかりを責めていると、相手の気持ちはますます離れ、浮気をした本人ではなく、された側に対し、「あんな相手だから、浮気されるんだ」と言われてしまう。そんなバカげた話はないだろう。だから、まずは自分自身がどれだけ相手に尽くしていたかを、どれだけ愛していたかを素直に反省する事が大切だ。


次に、「浮気」した側に言いたい。極論だが、バレル様な浮気だったら、最初からするな。浮気は浮気で、本気になるな。はっきり言って、「最初はほんの遊び心からだったが、次第に、相手の魅力に引き込まれていった」なんて馬鹿な言い訳する奴がいるけど、そんな奴は最初から浮気をする資格もないし、結婚する資格もない。
遊びなら、絶対にバレルな。それが遊びだ。本気になる前に止めるのが遊び。


最近は芸能界でも「不倫」なんて事が多発しているようだが、あいつらこそ、バレルなら最初からするなっていいたいよ。バレて、謝罪会見?バカじゃないか。別に、俺達に謝罪なんかしてもらう必要もないし、する必要もない。それを、バカみたいにいい歳をした大人の記者たちが、これまた、バカみたいな質問をし、それを、深刻な顔をし、涙を流しながら謝罪する芸能人。バカの集まりだね。


人間は、一人の相手と一生を共にするものだという考えもあるだろうが、それは、無理だ。一線を越える,越えないは別問題として、プラトニックな浮気もあるはずだ。
昔観た映画で、主人公のロバート・デニーロがメリル・ストリープとプラトニックな浮気関係になる。双方共に既婚者。ダブル不倫ってやつ。肉体関係を結びかけるが、一線を越える事は出来なかった。しかし、心は常に、互いを想っている。その事が互いのパートナーにバレた時、デニーロは妻に「関係(肉体)はない」と言うと、妻はデニーロの頬を打って「余計に許せない」と言った。


そう、肉体関係だけの浮気なら救いようがあるが、心が先に引き込まれてしまう浮気は救いようがない。それはもう、本気だから。


俺は浮気を推奨しているのではないし、擁護しているのでもない。浮気は悪い事だ。
だからこそ、人生の最愛のパートナーが他の人に心を奪われないように、常に、自分磨きを行い、常に、新鮮な気持ちを忘れず、恥じらいも忘れずにいて欲しい。
相手を思いやる心を持ち続け、それをきちんと言葉に出して相手に伝える事だ。


態度だけでは相手には伝わらない。態度だけで伝わっていると思うのは単なる自分勝手な妄想にしか過ぎない。ちゃんと言葉に出して、心をこめて、相手に伝えることだ。
そのためには、最愛のパートナーとの会話が必要だ。
返事するだけが会話じゃないぞ。勘違いするなよ。


時には口論になってもいいじゃないか。でも、忘れるな。謝るのは男からだ。それも、ぶっきら棒に謝るんじゃない。優しく謝る。そして、女は、それを素直に受け止めることだ。そこで、変な意地を張ったり、嫌味は言わない。自分も言い過ぎたと謝り返す。
それが大切なんだ。互いを許し、自分も反省する。
これをちゃんとやっておけば、浮気から本気には絶対にならないもんだ。


ちなみに、俺も若い頃はそれなり遊んだ。だからこそ、シニア世代になった今、こういった事が書けるのかもしれない。

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