俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

特別有給休暇 結婚記念日

同世代のシニアオジサン達よ、結婚記念日は覚えているかい?妻の誕生日は覚えているかい?


人生の中で結婚というのは、大きな出来事の一つだよな。それまで他人だった者同士が、ご縁があって共同生活をするようになる。そして、子供が出来、家族の歴史を刻み続けていく。

その大切な出来事の第一歩となる日が結婚記念日だ。


俺が昔に経営していた会社では、一般的な有給休暇以外に、既婚者対象に、特別有給休暇という休暇を設けていた。これは、結婚記念日と配偶者の誕生日を有給休暇とするものだった。この日は、本人が出社したいと言っても、強制的に休ませた。

この特別有給休暇にはおまけがあって、少額ながらお祝い金も支給した。


当時、会社のデスクの上には、妻の写真、子供の写真、両親の写真が飾ってあった。

サラリーマン時代もそうだった。デスクに妻の写真を飾ってあった。

台湾ではごくごく当たり前の光景だった。

俺も10年間、台湾で社会勉強をしたので、日本に戻ってからもその習慣は抜けなかった。

しかし、日本の社会ではこういった人間は浮いてしまう。それはそれで悲しいことだが、それでも俺は俺のやり方を変えなかった。


今、自分が仕事に打ち込めるのは、妻が居てくれるから。別に、妻が家庭を守ってくれているとか、子供の面倒を見てくれているという意味ではなく、妻の存在そのものが、俺の活力であり、最愛の人を守るために、最愛の人と生きるために、仕事をしているのだ。

家庭を守り、子供を育てるのは夫婦ですること。「俺は外で働いているのだから、家の事はお前が責任を持ってやってくれ」という考え方は俺は大嫌いだ。

どちらか一方だけが責任を持って家庭や子供を守り、育てるものではない。

夫婦が一緒になって守り、育てるものだと俺は思っている。


同世代のシニアオジサン達よ、思い出そうよ。俺たちの愛を受け入れてくれた時の妻を。

恋心を抱き、必死になって彼女の心を射止めようと努力していたあの日を。そして、彼女が妻になってくれることを決意してくれ、迎えた結婚式。新婚初日の朝、食卓テーブルに並んだ朝食。「いってらっしゃい」「おかえりなさ」と迎えてくれた妻。

親と過ごした時間よりも、妻と過ごした時間の方が長くなった俺達の世代。


妻が居てくれたからこそ、今の自分があるんだってことを忘れないで欲しいね。


今年の結婚記念日は、昔を思い出して、妻と二人きりでデートでも楽しもうぜ。

「カッコいい」旦那になろうぜ!!



×

非ログインユーザーとして返信する