俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

使いたくて使っている訳じゃないのが、「仕事」という言い訳。

久しぶりにブログを書く。別にさぼっていた訳じゃない。実は今、「俺の独り言」を一冊の本にするために執筆作業をしている。
今まに書いた内容にさらに加筆をし、また、あらたな未発表の内容も書いたりしている。
今月28日が入稿期限。今、最後の追い込み中ってとこだ。
今回は、「俺の独り言 夫婦・家族編」。


俺さ、今の日本って本当に家族関係が希薄になっているように感じる。子供は子供の世界で楽しみ、妻は妻の世界、夫は夫の世界でそれぞれが楽しみ、充実している。
一見、みんなが充実しているように見せるが、実は、肝心な部分が埋められていないように感じる。だから、子供になにかあった時も、その原因が親には判らない。
妻が、夫が、うつ病になったり、最悪、自殺したりしても、その原因が判らないってことになる。


一番正直でいなければならない家族が、実は、一番正直になっていないということが多いように思う。
何故、家族なのに本音で語れない。仮面をかぶって生きている。


その原因は夫婦にあると俺は思っている。特に、夫側にその責任の大部分がある。
この様に書くと「またお前は女性の味方か」という人もいるだろうが、ではお聞きしたい。「あなたは奥さんにどれだけ正直に今の自分の心を語っていますか?」「あなたはどれだけ奥さんの話を聞き、奥さんの悩み、苦しみを理解していますか?」「あなたは、奥さんに愛されていますか?奥さんを愛していますか?」
さあ、答えてください。


だから俺は、責任の大部分が夫にあると言うのです。仕事という言い訳を何度、あなたは家族に対して使いましたか?


仕事によって失ったものの大きさを、もう俺たちシニア世代になったら、いい加減に気づかないとダメじゃないかなあ。
そして、素直にその事を反省し、軌道修正するべきじゃないかなあ。


でもね、夫がその事に気づいても、妻の理解がなければ最終的な軌道修正は出来ない。
夫は今まで「仕事」を最大の言い訳にして、家庭内の事から逃げていたかもしれない。しかし、判って欲しい。決して好きで「仕事」を言い訳にしていたのではないことを。


男は男なりに、家族を想って必死に仕事を頑張ってきたんだ。それは本当だ。
そのために、家族に寂しい思いをさせたかもしれない。妻に気苦労かけたかもしれない。妻はきっと、「そんなこと、夫は一度も考えたことはない」と思っているかもしれないが、実は、一番その事を痛感しているのは、夫なんですよ。
でもね、日本の男っていうのは、口下手というか、男の面子を気にするというか、まあ、早い話が子供なんですよ。
だから、どうか、大きな気持ちで、受け止めてあげて欲しい。そして、夫が軌道修正し始めたら、「今さら遅い」などと思わず、協力して欲しい。


人生、最後は夫婦だよ。妻の愛、夫の愛が自分を幸せにしてくれる。

×

非ログインユーザーとして返信する