俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

自分の言動はネット上の様に簡単に削除は出来ない。あなた犯罪者になりたいか?

「自由」というと、「何をやってもいい」と勘違いしている人もいるよな。
例えば、報道の自由だとか、表現の自由だとか言って、様々な情報を流すメディア。
しかし、テレビや新聞、ネットで流れているニュースというものが本当に100%正しいと思っていたら大きな間違いだ。
逆に今のご時世ならば、報道されたニュースに対しては疑ってかかるほうがいいだろう。


まあ、報道を信じてしまうのは百歩譲って許せたとしても、ネットでの無責任な書き込みを100%信じるのは危険すぎる。


表現の自由だとは言っても、何を書いても言い訳ではない。特に、事実関係を検証せず、一方的な言い分だけを聞いて、それを真実のごとくネット上で流すのは立派な犯罪行為だ。
しかし、自分のやっている行為が犯罪行為だと知らずにやっている人があまりにも多すぎる。
名誉棄損、営業妨害は立派な犯罪行為で、訴えられ、有罪判決になった場合、損害賠償金額もかなりのものになる。


アメリカは裁判大国。何かあればすぐに裁判。台湾も似たところがある。しかし、日本人は、なかなか裁判という司法判断を仰ぐ事は少ない。可能な限り当事者同士が穏便にことを済ませようとする。
しかし、その穏便という積み重ねが、今の、「自分の言動に責任を持てない人間」を増やしたのではないだろうか。


ネットを使った様々な誹謗中傷は決して許される行為ではない。
子供達がネット上でイジメを行っている。イジメられた側はその事を苦に自殺という事件も後を絶たない。
まずは、大人が、ネット上であっても、人の名誉を傷つけるような発言は犯罪行為であるという事を子供に教え込ませる必要があるだろう。と、同時に、警察も、もう少し、名誉棄損罪等々、ネットの書き込みによって受ける被害者の心の傷にしっかりと向き合い、「小さい事件だから後で」ではなく、「小さいうちに芽を摘む」という考えになって欲しい。そうすれば、ストーカー殺人や、ネット被害者の自殺も防げるだろう。
当然、法改正も必要だ。


忘れてはいけない。人間として生まれてきたからには、全員に平等に基本的人権が保護されている。無責任な言動によって、その権利を侵害した場合は、罰せられるのだ。


まあ、今の日本、子供だけでなく、大人までもが、一方的な意見を鵜呑みにして、一面識もない相手を平気で攻撃するという病人の様な輩もいるので、そんな大人が、子供に教育するとなると、ロクなことを教えないだろう。


ネットに一度書き込みをすれば、後で、「しまった」と思って削除しても、相手側がその投稿を保存していれば、犯罪の証拠として成り立つのだ。
自分の言動というものは、決してネット上の様に、簡単に削除できないという事を忘れてはいけない。


今、この瞬間にも、他人のことを誹謗中傷しているあなた、あなたが犯罪者になれば、悲しむのは家族だ。
間違った正義の味方気分になるのはいい加減にやめるべきだろう。


俺はそう思うけどなあ。

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