俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

削除しても消えない、お前さんの罪!

今、俺が住んでいるのは台湾東部、花蓮県というところ。

花蓮って日本のガイドブックをみても、タロコ渓谷しか紹介されておらず、ほとんどの日本人は馴染みが薄い場所だよな。本当には、台湾の中でも、花蓮ほど日本と縁の深い場所はないと言っても過言じゃないほどなんだけど、ほとんど知られていない。

まあ、この話は追々するとして、俺の家は花蓮県のほぼ真ん中に位置する場所にある。


花蓮県は台湾で最も面積の大きい県で、南北に137.5km、東西に43kmという南北に細長い県になっている。その真ん中あたりに住んでいる。花蓮市内からは車で約1時間。


周りには家がなく、畑と山だけ。土地は1200坪。家は2階建ての鉄筋コンクリート造り。2階は宿泊施設にしていて、4部屋ある。その内の1室は日本人専用のお部屋。室内には、ヒノキ風呂がある。もちろん、宿泊施設は政府に登録済。営業許可も得ている。


実はここは賃貸物件。台湾では外国人は単独で不動産を購入することは出来ない。台湾人との共同名義ならOKだ。ある種、賭けだよね。台湾人が万が一にも裏切ったらどうなるかだよな。


では、土地が1200坪もあって、合法宿泊施設もついた賃貸物件、賃料がすごいと思われるだろうが、そこは田舎。なんと、日本円で毎月5万円ほど。

この場所を見つけるまで色々な物件を見て回った。最後の最後に、この物件に出会い、庭の広さに惚れ込み、即決した。


俺達夫婦の夢は、広い庭で、犬に囲まれた生活だった。今、俺の家には犬が12匹、猫が4匹いる。犬は、保健所から引き取って来た子と捨て犬だった子。猫も捨て猫だった。


12匹の犬の内、一匹だけは外の生活に馴染めず、家の中にいる。寝るときは俺達夫婦のベットに入ってくる。

今は病気療養中の俺の見張り番をやってくれている。


動物って本当に正直で、癒されるよあ。嘘をつかない。裏切らない。こっちの愛情を素直に受け止めてくれる。人間も同じ動物なのに、何故、こうも差があるんだろうな。


自然の中に身を置いて、人間という生き物を見つめ直した時、人間という生き物が如何に醜く、残酷で、愚かな生き物であるかを感じる。

何故人間はもっと素直に生きていくことが出来ないのだろう。様々な欲があり、その欲を満たすために、時に人を傷つけ、時に仲間を裏切り、時に、人を死に追いやる。


SNSで如何にも「自分は凄いんだぞ!」という内容を恥ずかしくもなく、平気で書いている人、また、「自分は正しい。お前らが間違っている」という内容を平気で書いている人、物事の真偽も確かめず、誰かが「あいつは悪い」と言えば、それに群がって、一緒になって、鼻息荒く、もっともらしい事を述べている人、こういった連中を見ていると、気分が悪くなると同時に、哀れに思える。


こういった連中ほど、自分の発言に責任が持てない輩が多い。まあ、日本はまだまだSNS上での名誉棄損、営業妨害等々については鈍い国だ。

自分の発している言動が法律違反になることを全く認識せず、あくまでも自分は正しいと信じて疑っていないバカを相手にするのは大変だが、やはり、こういったバカを減らすことも必要だと俺は思うね。


SNS上での問題でメディアなどで取り上げられるのは、児童、生徒、学生といった若者達のネットいじめが多いが、俺が思うには、これら若者のネットいじめよりも大人のSNSを使った個人攻撃の方が、内容的にも恐ろしいものが多いように感じる。


子供達にモラルを教えていかなければならない大人が、ネット上で、匿名で、個人攻撃をして楽しんでいる。例え、実名であっても、物事の真偽を確かめもせずに、一方的な意見だけを鵜呑みにして、正義の味方にでもなった気分で個人攻撃をしている。


今の日本、子供がおかしいのではなく、大人がおかしいのだと俺は思う。

偽りの正義の味方が多すぎる。


急速に発展を告げたネット社会。今の大人たちはネット上で飛び交う情報に支配されてしまっている。自分の意志、生活までもコントロールされている。


家族や友達と食事に言っても、料理が出てきたら、まずは携帯で写メ。そして、SNSにアップ。これがお決まりになっていないかい。
旅行に出かけても、目的地に着いたらまずは、写メ、アップ。

ホテルに泊まって、万が一にもネットがつながらなかったら、もう不安で不安で仕方ないというあなた。たったそれだけの事で、一気にテンションが下がってしまう。

もう完全に支配されてしまっているよな。


観光の仕事をしていて感じるのだが、「あなたたち、何のために旅行に来てるの」と言いたくなるほど、携帯を常にいじっている人が多い。

今、自分がいる場所をアップすると、それを見た別の人からコメントが届く。すると、そのコメントに返事をする。その繰り返し。しっかりと観光地を楽しんでいるの!!って聞きたくなる。


形のない情報。情報は、その中身を精査せずに使えば、恐ろしい化け物になる。しっかりと精査すれば、それは最高の味方になる。

情報を化け物にするか、味方にするかは、自分次第だ。


俺も含めて、ネット上で苦しめられている人達よ、泣き寝入りはするなよ。

このままバカな連中に好きなようにされてたまるか!って気持ちで、しっかりと証拠を集め、訴えようぜ。


俺と同年代のシニアオジサン達よ、特に、ネットおたくなオジサン、オバサン達よ、あんたが今やっている事、本当に法律に違反していないか、もう一度しっかりと見なおした方がいいよ。日本も、今はかなり本気でネット犯罪に力を入れ始めている。

知らず知らずの内に、お前さんのやっている行為が法律違反になっているってこともあるんだぜ。ネットに書き込む前に、もう一度冷静になって、自分の行為を見直す癖をつけたほうがいいぜ。


俺は思う。人が誰かの事を批判、誹謗中傷していても、その真偽がわからない時は一切、同調しないことだ。「この人が書いているんだから、本当だろう」という、何の根拠もない安心は捨てることだな。お前さん自身、その人の事をどれだけ知っているの?って世界だぜ。


書き込みをして、後で「ヤバイ」と思って、投稿を削除しても、その間に、内容を保存、印刷されてしまえば、それが証拠となるんだぜ。一度発した言動には、責任を持たなければならない。大人として、当たり前の事。削除してから自分の罪も削除されるなんて思っていたら、それこそ、お前さんは底なしのバカだね。


人を誹謗中傷したり、陥れたりする人生よりも、家族と楽しく、みんなが笑顔になれるような人生を送った方が、同じ人生、何十倍、何百倍も楽しいと思うけどなあ。


俺のモットー 「ネット上に関わらず、人の噂、人の悪口、人の批判は一切、信じないところから始める」


ありゃ、今日は俺の家を紹介しようと書き始めたのに、いつの間にかまたもや、全く違う内容で終わったなあ。


こういう時は・・・・・・そう!笑って誤魔化そう!!!あはははは!!!







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