俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

日本製をもっと国内で流通させるべき

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さて、今日は最近不思議に感じている事についてつぶやこう。


日本では中国産の野菜や食材について敬遠する傾向があるよな。台湾でも同じだ。
野菜などは残留農薬の心配があるし。日本の検疫を受けているから安心などと思っていては大きな間違い。日本は中国に対し変な遠慮が強く、余程でないと一般には公表してなという事が陰では山ほどある。
時々、中国産の野菜から高濃度の残留農薬が発見されたというニュースが流れるが、それでも、市場から中国産野菜は消えない。「中国産の野菜は絶対に買わない」という人も、外食はするよな。そこで中国産が使用されていることが多い。


今、日本は台湾から豚肉の輸入を禁止している。加工品でもダメ。豚肉を使ったものは一切輸入出来ない。理由は、遥か昔に発生した豚の伝染病。とっくの昔に問題は解決しているのに、未だに解禁されていない。だから、台湾製の美味い冷凍餃子が輸出出来ない。


野菜や肉、魚という生鮮食料品はすべて原産地表示がされているよな。でもさ、総菜コーナーに行くと、製造元の記載はあっても、使用している食材の原産地表示はされていない。
これって他にもある。原料は海外から輸入し、加工を日本ですれば、日本製になる。
これって何か矛盾していないか。俺はずっと昔からこの矛盾を感じている。
別に俺は、「無農薬野菜しか食べない」「日本産しか食べない」というような主義ではない。でもさ、出来れば、農薬漬けの中国製は極力避けたいよな。
だから、加工品でも原産地は表示して欲しい。


まあ、日本の業者も100%信用は出来ないけどな。原産地偽造ってよくあるもんな。
しかし日本人ってブランドに弱いよな。「松阪牛」「近江牛」と書いているだけで値段がアップし、消費者も「多少高くても、松阪牛だぜ」と食べる。そして、「さすが、松阪牛。霜の降り方が違うね。うーん、口の中でとろける」なーんてグルメレポーター顔負けのコメントをする人。でも後日、その店が原産地偽造をしていたことが判明。
正直、お笑いだよな。ネーミングだけで、ブランド名だけで、美味く感じるのは自由だけど、知ったかぶりはしないことだな。


これは食品に限ったことじゃない。例えばおもちゃ。原料のプラスティックは中国製、型抜き、塗装も中国、組み立てを日本で行えば日本製になる。


まあ今の世の中、俺達の知らないところで偽りの日本製が沢山出回っているってことだ。


日本の優れた技術、安心できる技術、品質管理、これをもう一度見直し、量産出来るようにすれば、価格も下がる。
安さだけ、ブランド名だけで商品を選ぶのは止めない限り、未来永劫、危険な食品、危険な原材料が日本を襲う。そして、中国に経済統治されてしまう。
日本製をもっともっと日本市場で流通出来るようにすることが、俺達シニア世代の責務じゃないかなあ。

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