俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

誕生日は親に感謝する日

56年前の正午前に俺はこの世に生を受けた。
56年間、色々な事があった。全てが俺の財産だよな。良いことも、悪いことも、全てが俺の貴重な財産だ。


俺をこの世に産んでくれた両親に感謝する日が誕生日。今は仏壇の前でしかお礼が言えないけどなあ。


親と言うのは生きている時は「居て当たり前の存在」なんだよな。そして親の言葉は時に重く、時に煩わしいと思うもの。でも、当たり前の存在が突然姿を消し、二度と会えないくなった時、重く、煩わしいと感じていた言葉が懐かしく、有難く思うものだ。
そして、自分の人生の指針にもなる時がある。


俺達シニア世代になるとついつい子供に対し口うるさくなったり、逆に、変に諦めたりするよな。そして思うんだ。「俺の親もこういう気持ちだったのかなあ」ってね。


まだ親が健在の方、親は大切にしろよ。よく言う様に「親孝行したい時に親は無し」って。本当だぜ。居て当たり前じゃないんだ。居てくれることに感謝なんだよ。
子供はいずれ俺達の元から巣立っていく。俺達が親から巣立ったように。だからさ、子供に費やす時間があるんだったら、親に費やせよ。その姿を子供は見てる。
親を大切にできない人間は、誰も大切には出来ない。親を大切にしないで、誰を大切にするんだ。もちろん、自分の親だけじゃない。パートナーの親も大切にしろよ。
今、愛する人と一緒に生きていられるのは、相手の親がいたからだ。


逢いたい。父や母に逢いたい。いっぱい話がしたい。
でも、二度と逢えない。悲しいもんだぜ。


理屈はいらない。親を大切にしろ。生きていることが当たり前なんかじゃないんだぜ。
今日、親に対して出来る事は今日やれ。明日に回すな。自分の事は明日に回せても、親のことは明日に回すな。


今日はちょっと偉そうに書いたけど、俺はそう思うけどな。

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