俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

源を知る大切さ

皆さんは自分の祖先についてどの程度知っているだろうか?
「そんな昔の人の事など興味ない」という人もいるだろうが、今、自分が生きているのは、祖先が居たからだという事を忘れないでほしい。


仕事に追われ、日々の生活に追われている間は、自分たちの目の前の事で精一杯、生きることだけで精一杯というのが普通だろう。だから、そんな時期に、自分の祖先について考える余裕などないというのもわかる。


定年退職をすると、今まで走り続けていた人生が大きく変わる。夫も妻も、日常の生活が大きく変わってしまう。そんな時こそ、時間を作って夫婦で自分たちの先祖について調べてみてはどうだろうか。これはとても貴重な記録として残るはずだ。


自分が判っている範囲で除籍謄本を取り寄せれば、相当前の祖先の事がわかる。
そして、実際に、自分の祖先の足跡を夫婦で辿るというのはどうだろうか。


昔はどこの家でも家系図というものがあった。しかし、いつの間にかそれも絶えてしまい、自分の家系がどういう家系であったかも知らずに日々を過ごしている。
お墓参りに行っても、自分の祖父母あたりまではわかっても、それ以上になるとさっぱりわからないという事も多い。


もしかすると、どこかで、驚くような人物とつながっているかも知れない。


俺も以前に少しだけ調べたことがある。すると、大昔、宮本武蔵と親戚関係にあったことがわかった。面白いよな。


台湾のある方から教わった言葉に「人は水の源を知る必要がある」というものがある。
すなわち、すべての物事には、その源がある。目の前を流れる水を見ているだけではダメだ。目の前の水が濁水であっても、その源は清らかな澄んだ水かも知れない。では、いったいどうして、どの時点で濁水になったのかを分析し、濁水を清水にする方法を考える必要がある。


自分のルーツも同じだ。祖先は貧しい小作人だったのが、今では大富豪になっている場合もあるだろうし、その逆もあるだろう。何故そうなったのか。良い方向へと向いているなら、如何にしてそれを持続、発展させるかを感がる必要がある。逆に、悪い方向へ向かっているのなら、どうすれば元の流れに戻せるかを考える必要がある。


源を知れば、そこに必ず解決策が見いだせるものだ。源を知らずして何も変えることは出来ない。


俺はそう思うけどなあ。

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