俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

成功することが幸せなのか、幸せだから成功なのか

成功することが幸せなのか、幸せだから成功なのか。一見、どちらも同じように感じるが実は大きな違いがある。


成功することが幸せだと思っている人には、永遠に幸せは訪れないだろうなあ。
何故ならば、成功という定義が明確ではないし、例え、「この地点に到着すれば成功だ」と思っていても、人間には欲があるから、その地点に到着する頃には、さらに、上の地点を目指そうとしているからだ。故に、永遠に成功には到着出来ない。


一方、幸せだから成功だと思っている人は、常に感謝の心を忘れてはいないので、次から次へとチャンスが巡ってくる。


「自分は不幸だ」と思えば、人間はいくらでも不幸の道へと落ちていく。しかし、例えお金が無くても、今、自分が生かされている、そして、自分を信じ、応援してくれる人がいると思えば、どんどん幸せの度合いが増していく。


文字ではいくらでも書けても、実際に自分の気持ちをそのように持っていくのは楽な事ではないだろう。先にも述べたように、人間には欲があるため、現状では満足できず、周りと比べてしまい、ついつい「自分はまだまだ幸せにはほど遠い」と思ってしますものだ。
しかし、ここは一つ、大きく考え方、思考回路を変えてみる必要があるのではないだろうか。今、こうやってこの文章をパソコンなり携帯で読むことが出来ている自分の環境。当たり前の環境だと思っているのだろうが、とんでもない事だ。素晴らしい環境に自分がいるという事を忘れてはいけない。
物事に対し、笑い、怒り、泣き、感動することができている自分の環境、決して当たり前の環境じゃないんだよ。
世界を見渡してごらん。如何に自分が幸せな環境に居るかが判るはずだ。


まずは、今、自分が生きていることに感謝し、幸せだと思うことだな。生きるって大変だけど、でも、生きる=命って、幾ら欲があっても、幾らお金があっても、どうすることも出来ない事なんだぜ。


喜怒哀楽を感じることが出来る今の自分、最高に幸せ者じゃないか。明日を迎えることが出来る自分、最高の幸せ者じゃないか。


幸せだと自分で感じることが出来れば、視野も広がる。人間関係も変化していく。
幸せだと感じている人間は、例え、生活が貧しくても、光輝いている。だから、必ず、周りの人が応援してくれるし、チャンスもめぐってくるものだ。


じっとしていては何も変わらない。行動し、そして、思考回路を変えることだ。
不満はいつでも言える。だから、今日だけは不満を言わずに、幸せだと感じてみないか。
気がつけば、すべての事柄(悪い事でも)に、感謝出来るようになり、不満がなくなるはずだ。余計な欲は捨てることだ。そうすれば、幸せを実感でき、心が豊かになる。余裕も出てくる。


人は人。他人と比べても仕方ない。大切なのは自分の幸せだ。


俺はそう思うけどなあ。

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