俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

未来のない今はない。

昭和20年8月15日、日本敗戦の日。大都会東京、大阪、名古屋等々は焼け野原になった。広島、長崎は原爆で壊滅的な被害を受けた。
人々は正に、地獄のどん底に叩き落された気分になったはずだ。


では、何故、戦後わずか30年ほどで日本は経済大国と呼ばれるまでに成長したのだろう。
それは人々が年齢に関係なく「未来」を夢見、「未来」を捨てなかったからだ。


俺達シニア年代になると、未来への夢を観なくなる人が多い。老後の生活だけを考え、残りの人生、平穏無事であればいいと思ってしまう。しかし、それではダメだ。
未来は俺達だけのものじゃない。1年後、5年後の未来は俺達の未来。10年後、20年後の未来は子供達の未来、30年後、50年後未来は孫たちの未来なんだ。
その永遠に続く未来のためにも、俺達シニア世代は未来捨ててはいけない。未来を忘れてはいけない。だから、年齢に関係なく、未来に希望を持ち、夢を持ち続ける必要がある。


「将来に希望が持てない」「もう今の人生に疲れた」と自ら命を絶つ人もいる。しかし、あなたはそれでいいだろう。しかし、もしかしたら生まれたかもしれないあなたの子供や孫の未来までもをあなたは絶ってしまったのだ。だから俺は自殺はテロ行為だと言う。
残された人達へのテロ行為であると同時、未来へのテロ行為でもある。


自殺とまでは行かなくても、シニア世代になって「もう先が短いのだから、夢や希望なんて持っても仕方ない」と思っている人も、俺に言わせればテロだ。
あなたが夢や希望を持たないのは自由だが、あなたが生きた証、あなたが歩んだ人生を後世に伝承し、そして、あなたの人生を踏み台にしてもらうためにも、俺達シニア世代も、見る事が出来ない未来へ向けて、夢を語り、希望を語り続ける必要がある。


未来は必ずある。未来のない今は存在しない。だからこそ、未来へ残せる、未来へ託せる何かを俺達は語り続け、追い続ける必要があるんだよ。


俺はそう思うけどなあ。

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