俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

自分の人生へのご褒美の時間を考えてみてはどうかなあ

あなたは何のために働いているのでしょうか?
お金のため?生活を維持するため?出世のため?すべて正解でしょう。


では、質問を変えて、あなたは誰のために働いているのでしょうか?
家族のため?愛する人のため?自分のため?会社のため?これまたすべてが正解でしょう。


さらに質問を変えて、あなたは楽しく仕事をしていますか?
ここで一気にトーンダウンする人が増えるのではないだろうか。働くという事は決して楽なことではない。精神をすり減らし、肉体を酷使し、心身ともに限界、いや、時には限界を越えてまで働かなくてはいけないという人もいるでしょうね。
「仕事が楽しい!」と心からそう思うえる人って、果たして何人いるんだろうか。


「楽しくなければ仕事の効率は上がらない」。言うのは簡単だけど、実際にはこれほど難しいことはないよな。
出来れば働かなくても、好きな事だけをやって、お金が入り、生活も安定し、老後の心配もしなくていいのなら、これほど良いことはないけど、現実にはほぼ不可能な事だよな。


でもさ、今の世の中、将来の年金に期待しても無駄なことだし、結局は、自分の食い口は自分で稼ぐしかない。そうなると、一生、棺桶に入るまで働き続けなければいけないってことだよな。
同じ、一生、働き続けるんだったら、俺たちシニア世代は、「楽しい」を最優先に考えてもいいんじゃないのかなあ。
サラリーマンの人なら、後数年で定年退職を迎える。残りの年数も一桁になっているはずだ。今の会社の仕事が楽しいなら別だけど、そうでない人は、俺はさっさと辞めるべきだと思うよ。早期退職ってやつ。自分が会社を去れば、今までの自分のポストが空き、若い人にもチャンスが巡ってくる訳だ。
それに、今ならまだ体力も気力もある。その体力と気力があるうちに、本当の「楽しい」仕事を見つけ(まあ、今から探している様では遅いのだけど)、そちらに向けて進路を変える方が良いんじゃないのかなあ。


俺は、皆さんよりも一足早く、51歳で進路変更をした。48歳で日本を捨て、台湾に移住。台湾に移住してからも、お金のため、生活維持のために働き続けた。一日20時間近く休みなしに働いた。そして、51歳の時に、自分の生き方に疑問を持ち、家族とも話し合い、好きな道を歩むことに決めた。
これが後10年遅かったら、果たして進路変更出来たかどうか判らない。


人生なんて短いものだ。一度きりしかない人生。お金のために働く事も大切だけど、もう、十分にお金のために働いてきたんじゃないのかなあ。自分を押し殺し、耐えに耐えてきたんじゃないのかなあ。
そろそろ自分の人生へのご褒美としての時間を考えてもいんじゃないかい。


俺はそう思うけどなあ。

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