俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

仕事は盗め。物事は確認せよ。

「そんな事、教えてもらっていなかったので知りませんでした」という言葉をあなたも使ったことがあるだろう。
この言葉、学生時代まではまだ許される言葉だが、社会人になってからは許されない言葉だ。
職場は戦場。生き残る方法は、自分で学んでいくしかない。先輩や上司の仕事を見て、盗み、自分のものにする必要がある。


就職すると、最初に研修がある。この研修で大まかな基礎は身につける。その後、各人が各部署へと配属される。配属先でも研修がある場合もあるが、ほとんどが、実践で学び取っていくという方法が多い。昨今はどこも人手不足。新人育成のために貴重な人材を割く余裕はないという会社が多い。
だからこそ、新人も、自分が新人だからと甘えるのではなく、積極的に仕事を盗みいき、どうしてもわからないところは素直に上司なり先輩に聞けばいい。一から十まで、指示を受けないと動けない人間、教えてもらわないと動けない人間は会社には不要だ。
重荷になるだけの存在だ。


ここで大切な事は上司、先輩の働きだ。新人が積極的に動き、その結果、失敗したとしよう。そこで、罵声を浴びせたり、一方的に、高圧的に叱りつける様な上司、先輩は最低の最低だ。新人は失敗するもの。それをフォローするのが、上司であり、先輩だ。
自分も新人の頃は失敗の連続だったはずだ。罵声を浴びせたり、上から目線で叱ったりすると、新人は失敗も出来ない、能無しな社員になってしまう。


新人も失敗は恐れず、しかし、極力失敗しない様に、聴くべきところは聞き、確認すべきところは確認する。この確認というのが、一番大切だ。少し慣れてくると、確認せずに、自分の判断のみで動く。その結果、失敗した時は、必ずと言っていいほど、「教えてもらっていない」「新人なんだから」と自分に甘える言い訳をする。


職場が戦場とするならば、戦場での失敗は死を意味する。自分だけが死ぬのならまだしも、部隊全員に死を招く危険性もある。故に、確認は絶対に必要だ。


上司や先輩が忙しいそうにしている時は、積極的に声をかければいい。「何かお手伝いすることはあるでしょうか」と。
指示をボーと待っているだけの人間にはなるな。


俺はサラリーマンの時、常に思っていたのは、「自分の給与分プラスボーナス分の仕事は必ずこなす」ということだった。そうすれば、だれからも文句は言われない。


社員として働く以上は、会社側から文句の言われない状態に常に自分を保つ必要がある。


まあ、いずれにしても、「確認」。これは本当に重要だぜ。


俺はそう思うけどなあ。

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