俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

人生の岐路に立たされた時、自分に正直、そして3つの気で前進あるのみ!!

今日の花蓮は相変わらずの快晴。気温はとっくに30度を超えている。

夏大好き人間の俺には最高の時期が来た!となるはずだが、只今、病気療養中のため、夏の日差しを全身に感じることが出来ず、少々、気分が滅入っている。


この状況を不幸だと思ってしまえば不幸になってしまう。逆に、今まで働き続けてきたんだから、ゆっくりと静養するチャンスが来たんだと思えば、これもまた幸せと思う。

幸か不幸かを決めるのは、結局は自分自身の心の持ちようなんだろう。


さて、今日は人生の岐路について独り言を言わせてもらおう。


人間、生きている間は何度も何度も岐路に立たされることがある。

右を選ぶか、左を選ぶかで人生は大きく変わる。皆さんにもそういった経験があると思う。岐路に立った時、あなたならどうする。


俺も今までに数え切れないほどの岐路に立たされた事がある。若い頃はその都度悩み、考え続けた。しかし、年齢を重ねていくうちに、ある意味、自分の直感を信じるようになった。いくら悩み、考えたところで、先の事などどうなるかはわからない。だったら、直感を信じるしかない。


昔、日航ジャンボ機が墜落した事故があったよな。JAL123便。実は、あの飛行機に俺は搭乗する予定だった。東京へ仕事に行った時は、帰りはいつも123便に乗っていた。

ところがあの日、確か夕方の4時過ぎだったと思うが、「今日は久しぶりに新幹線で帰ろうかなあ」と思った。一瞬、「でも、飛行機の方が早いしなあ」という気持ちもあったのだが、ふと「今日は新幹線にしたほうがいい」という直感を感じたので、急遽、予定を変更して新幹線に乗った。結果、命拾いした。


まあ、このケースの場合は、直感と言えるかどうかは判らないが、いずれにしても、どちらかを選ばなければならないという場合、自分の直感を信じる事を俺は薦める。


人間って、選択枠がある場合、本当はどこかで答えが出ていると思う。しかし、その答えが本当に正しいのかと不安感を感じたり、もしかすると、別の道を選んだ方がもっと良くなるかもしれないという欲が出てくるものだ。

欲は捨てる事は出来ない。不安感を払拭することも簡単ではない。

だからこそ、自分の直感を信じる事が大切なんだよな。


結婚生活の中でも、「あー、もうこの人とはやっていけない」と感じると、全てが嫌になり、何だか自分は不幸のどん底に居るように感じる。でも、自分の気持ちを抑え、心に蓋をして我慢し続ける。その結果、家から笑い声がなくなり、夫婦喧嘩が増え、それを見ている子供までもが、家が嫌になり、場合によっては非行に走る。

「もうやっていけない」という気持ち、これも自分では気づかないが直感なんだよな。


前にも書いたけど、離婚は結婚以上に大変だ。色々なシガラミも出来ている。世間体もあるだろう。そして何よりも、子供の事が心配になる。

離婚後の事を考えると不安もある。特に、専業主婦の人にとっては、離婚後、どうやって生きていけばいいかという事に不安を感じる。


就職を選ぶ時も同じ。「この会社に入って、本当に自分はやっていけるのか。明るい未来は待っているのか。」と悩み、考え、苦しむ。


学校を選ぶ時も同じ。「この学校に入って、皆についていけるのだろうか」と悩み、考え、苦しむ。


離婚後の不安、就職後の不安、入学後の不安。すべてに共通して言えることは「先が見えない事への不安」だと思う。そして、こういった状況になると人間は自己防衛本能が働き、悪い事ばかりを想定してしまう。

でも、俺達は神ではない。先の事など誰にもわからない。って、言うと、「ある程度の予測は出来るだろう」と反論があるかもしれないが、俺に言わせれば、それもまた、単なる予測であって、絶対値ではない。

どちらの道を選んでも、結局は不安というものはついて回る。だったら、最初に「こっちかなあ」と思った方向へ、何も考えずに進んでいけばいい。自分の直感を信じて、進んでいけばいい。

「何とかなる。命まで奪われる訳でもない」と思えばいい。そして、万が一、失敗しても、またやり直せばいい。

「この歳になるとやり直しは効かない」とシニア世代はよく口にする。俺、そうやって何もしないで「出来ない」と諦めるのは嫌いだね。


何歳になっても本人のやる気と勇気と元気(3つの気)があれば、必ず、新しい道は開けるものだ。経験者が語っているから間違いない。


結局、人生の岐路に立った時、どちらを選ぶかは、本人の3つの気と直感で決まるってこと。


俺は今年56歳になる。でも、まだまだこれから先、やりたい事、やるべき事がいっぱいある。そのためには、まだまだ何度も岐路に立たされることになるだろうなあ。

3つの気と直感で道を選んでいく。


俺の知り合いで、今年55歳になる女性がいる。彼女は専業主婦。しかし、離婚を決意した。彼女は手に職を持っているわけではなく、結婚後数十年、ずっと専業主婦だった。

離婚の際、旦那からは慰謝料は一円ももらわなかった。わずかばかりの貯金しかなかった。彼女が唯一自信を持っていたのは料理。と、言っても本当に家庭料理程度だったが、料理をすることが好きだった。

彼女は軽トラックを中古で購入し、それを改造して、移動販売車にした。保健所の許可も得て、今は、家庭料理の移動販売を行っている。昼間はオフィス街、夕方は、駅前にと頑張っている。まだまだ、車のローンや、改造するために借り入れをした公庫への返済で、生活はギリギリの状態だが、笑顔は輝いている。そして今までは考えもしなかった将来の夢、目標まで持てるようになった。


本気で生きていこうと思えば、何でも出来る。何でも出来るから、色々なアイデアも浮かぶ。だから行動に移せる。不安など考えているヒマもない。そんな時間があるなら、新しいアイデアを考える方が夢に一歩でも近づけるから。


若い人も俺達シニア世代も、人生の岐路に立たされた時、まずは、自分に正直なり、直感を信じること。だって、意外と岐路に立たされた時、心の奥底ではもう答えが出ているってことが多いから。下手に色々な人に相談などしない方がいいぜ。特に、他人さんに相談などしない方がいい。それが例え、長年の友人でも。

だって、彼らには責任はない。彼らのアドバイスを聞き入れ、失敗した時、彼らは責任取ってくれるかい?絶対に取らないよな。だから、他人さんには相談などしない方がいい。失敗した時の言い訳材料は作らない方がいい。


今まさに、岐路に立たされているあなた、自分に正直なってごらん。答えは出てるでしょう。後は、3つの気で、前に進むのみ!!

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