俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

台湾の家主は無責任な奴が多い!!

やっと台風が過ぎ去ってくれた。

我が家では、夜中に部屋にあるシャワールームから変な音がするので慌てて見に行ったところ、な、な、何と、排水口から水が逆流しているではないか!!!

見る見るうちに水の量は増え、室内に流れ出てきた。そこからが戦争の始まり。

必死に室内の水をかき出すが、やってもやっても水の量は減らない。


約2時間かけてやっとある程度の水を外へ出せたので、仮眠に入るも、また朝の6時過ぎから排水口からの水の逆流が始まった。


我が家では畳敷きの部屋もあるのだが、畳も完全に浸水。


自然の猛威を思い知った台風だった。明日、業者に逆流の原因を調べてもらい、修理してもらわないと。


台湾では外国人は不動産の購入が出来ないので、賃貸でしか住むことが出来ない。

今回の様なケースの場合、契約書上では、家主が全ての費用を負担することになっているが、気持ちよく費用を負担してくれる家主は皆無に等しい。色々と言い訳をし、何とか責任をこちらにし責任逃れをしようとする。


台湾の家主というのは本当にタチが悪い。今までに台中、台北、花蓮と色々な家主と出会ったが、まともな家主は一人もいなかった。とにかく、お金には汚い。

家賃が一日でも遅れたら矢の催促をしてくるが、自分たちが負担しなければならないとなると、責任逃れ。これもまた、台湾人が持っている一面でもある。


台湾人であろうと、日本人であろうと、様々な一面を持っているものだ。良い面、悪い面両方を持っているのが人間。これは、中国人、韓国人も同じだ。

故に、俺は、ある一面だけを見て、「台湾人はい良い人、中国人・韓国人は悪い人」と言い切ってしまうのは嫌いだ。


台湾オタクは、必ずと言っていいほど「台湾人は優しく、親切で、良い人ばかり。中国人とは大違い」とか「原住民は良い人。私の台湾のお母さん、兄弟と呼べる人は原住民の人しかいない」などと口にする。

俺から言わせれば、「君たちはどこまで台湾人、原住民の事を知っているの?」と聞きたい。観光で何度も台湾へ来ようと、あくまでも観光客。上っ面しか知ることは出来ない。


俺は台湾が好きで、台湾人、原住民、客家人の仲間もいる。しかし、それぞれに、長所もあれば欠点もある。俺も同じだ。特に、欠点を知るためには、やはりその地に住み、そこで生きていかないと判らない。


何だか台湾人、原住民、客家人に対し「良い面」だけがクローズアップされ、悪い面が隠れてしまっている。しかし、この悪い面を知っておかないと、危険だ。

事件、事故に巻き込まれる可能性が高くなる。


こっちの人達は、意見が食い違い、もめごとが起こると、直ぐに、裁判所に訴える。これは、民事、刑事共にだ。

刑事事件の場合、まず、自分の住んでいる場所を管轄する派出所へ行く。そこで調書が取られ、次に、検察局へ。検察官の取り調べは日本とは違い、裁判所の様に、検察官が壇上に座っており、当事者は一段下がった場所で検察官の質問に答える。知らない人が見ると、裁判をやっている光景にみえる。その後、検察官が起訴、不起訴を決める。そしてやっと裁判が始まる。だから、以前にも書いたが、万が一、台湾国内で交通事故を起こすと、驚くほどの時間を要する。その間、出国禁止命令を相手方が希望すれば、出国出来なくなる。


俺はあえてここで言わせてもらうが、「台湾は決して安全な場所ではない。拳銃による事件も多発、その数は日本よりも多い。暴行事件、レイプ事件も年々右肩あがりで増えている。どうか、台湾へ遊びに来ても、日本と同じ様な感覚にだけはなって欲しくない。常に、海外である事を忘れず、無防備にはならないように。特に、女性は気をつけて欲しい。最近、日本も物騒だが、それ以上に危険が多いのは台湾である事を忘れないで欲しい。」


そう言えば、昨日は、台風以外に、台湾鉄道車内で、爆発事故があった。未だ原因は不明ながら、目撃者の話では、「スーツケースを持った男が車内にスーツケースを放置したまま電車を降りた。その後しばらくして爆発が起こった」との情報。

さらには、「車内の荷物台のところに、筒状のものが置いてあった。」という情報もある。電車の機械系統の故障によって起こった爆発なのか、或いはまた、テロなのか。

どちらにしても怖い話だ。


折角、台湾へ遊びに来るんだから、楽しい思い出だけをいっぱい作って日本へ帰って欲しい。そのためにも、自分自身の気持ちを引き締めて、海外である事を忘れず、決して安全ではないという事を理解した上で、旅行に来てほしいと願う。


話は戻るが、台湾で家を借りる場合、細かい点についても取り決めを行っておくことをお薦めする。日本人は「そこまで言うと相手に悪い」と遠慮してしまうが、これは絶対に無用な遠慮だ。遠慮して言わなかった分のシッペ返しは何十倍にもなって自分に戻ってくる。経験者は語るだよ。俺も、今まで、何度も、嫌な思いをし、損をしてきた。

言いたい事は何でもズケズケ言う。そうでないと、この台湾では生きていけない。


そうそう、最後に、台湾で何か事故や事件に巻き込まれた場合、絶対「ごめんなさい」を言ってはダメ。「ごめんなさい」と言ってしまうと、100%自分が悪いという事を認めたことになってしまう。そうなると、全ての賠償を背負う事になり、万が一、賠償金を即金で支払えない場合、出国停止命令が下る可能性が高くなる。

十分に気をつけて欲しい。




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