俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

台湾の家主 PARTⅡ 海外では日本式遠慮なんかしてたら一巻の終わりだぜ。

以前、このブログ内で、台湾の家主の質の悪さについては書いた事があるが、今日、再度、ここに書かせてもらう。今の俺は最高に頭にきている。


先月、台風があった。上陸地点は、花蓮の南側、台東縣だったが、花蓮も相当の雨が降った。その際、風呂場の排水口、キッチンの排水口といった、一階部分の排水口から一斉に水が逆流してきた。あっと言う間に一階は浸水。
パソコン本体、畳、家具が浸水。一晩中、水をかき出す作業に追われた。
翌日、すぐに家主に連絡。早急に、修理をするように依頼。その際も、なんだかんだと言い訳をしたり、全く関係のない話を持ち出して、責任逃れをしようとした。
最終的に、家主が修理工を探し、全額家主負担で修理するという事で話がついた。
数日後、修理工がやってきて、まずは、見積もり。電話で家主に現状を報告し、最も最適な方法を修理工が’告げるが、費用が高いため、最も安い方法でやるように家主が指示。
しかし、その翌日、家主から連絡が入り、自分が探した修理工はしばらく忙しいと言ってるので、自分たちで修理工を手配してくれとの連絡が入る。


俺達が色々と知り合いに頼んで修理工を探すも、「あっ、そこの家主はケチなくせに、口うるさいから嫌だ」という返事ばかり。やっとの事で、俺達に同情して、「わかった。すぐに下見に行くよ」と返答してくれた修理工が昨日、仕事が終わったにも関わらず来てくれた。下見をし、家主に連絡。まずは、原因を追究するための方法を細かに説明してくれた。原因をきちんと究明し、原因がわかった段階で、最終的に、修理費の見積もりが出来るという、ごくごく当たり前の説明をしてくれた。
そして、本日の朝8時半に原因探しの工程に入ることで約束が取れた。


今朝の8時半。俺と妻は、日本からのお客様のご案内があったので、娘に家で待っている様に頼み、俺達は8時に出発。約束の時間になっても現れない修理工。娘は9時まで待ったが修理工が来ないため、電話をすると、「今朝早くに家主から電話があって、今日の午後にそっちへ行くので、自分が立ち合いの元で、原因探しと見積もりをやってくれって電話があったけど、あなたたちには電話は入っていないの?」と驚いた様子。


後でわかったが、8時45分に家主から俺のLINEに、「午後そっちへ行く。その際、修理工と一緒に行く」という一方的な内容だった。
しかし、こちらはお客様をお出迎えに行くために運転中。LINEなど見るはずもない。
家主から電話が入ったのが10時半過ぎ。こっちは接客中で出れるはずもない。
そもそも、前日に、家主と直接話をしており、今日の8時半に修理工が来ることも伝えていたにも関わらず、自分勝手に都合を変更し、命令口調でこっちにLINEで連絡。
何故、修理工に電話する前に、こっちに連絡をして、予定変更が可能か否かを聞かないのか。ふざけるなという話だ。


昼からは重要な会議があり、通訳を娘が担当する事になっていた。娘が俺達と合流し、会議の用意をしていると、家主から電話が入り「今、どこにいる。修理工が来てくれているのに、何故、あなたたちは家にいないのか。失礼じゃないか」との内容。
信じられるかい?思わず出た返答が「あんた、何を考えてる?昨夜、8時半に来ると伝え、あんたが勝手に時間を変更した。俺達にも予定があるんだ。あんたの勝手に振り回されてたまるか」と。


結局、修理工の人が機転を利かせくれて「修理するのは私で、お金を払うのはあなたなんだから、彼らが居なくても話は出来るでしょう。」と家主に横から話をしてくれたようで、家主は話の途中で電話を切った。


そして夜。会議中、会食中に何度も家主から電話が入っていたが無視。


仕事が終わり、帰り道。まともや家主から電話。電話に出ると「今日、そっちに泊まるので。修理工の工事は明日の朝8時から始まるので立ち会うように」との内容。
さすがにブチ切れたね。


「今日は全員が一日、神経を使ってヘトヘトになっている。いきなり泊まると言われても困る。明日も、勝手に時間を決められては困る。」と言うと「私は家主だ。そこの家は自分たちの家だ。いつ行こうと、いつ泊まろうと、あなたたちには断る権利はない。泊まらせないのなら、警察に連絡する」と信じられない様な返事。


俺がとった行動は、即、警察へ直行。
最寄りの警察へ行き、全てを話しし、こちらが取るべき行動について指示を仰いだ。
警察は、「民事だから警察は介入出来ないが、法律的に判断して、使用権は貴方たちにある。従って、家主が言う、自分の家という考えは成立しないし、民宿に誰を宿泊させるかを決めるのも、今の使用者はあなた方なのだから、あなた方が決めればよい。例え家主と言えども、勝手に敷地内に入れば、それは不法侵入となる。その時は、警察に連絡してください。しかし、そんなひどい家主、驚きだね。」と、苦笑いしていた。


さて皆さん、これはすべてノンフィクション。「それって、特別なケースじゃない」と思われるだろうが、今まで何人かの家主と関わって来たが、皆、同じような人間ばかりだった。台湾人の友人が言ってたよ。「台湾の家主にまともな人間はいない」ってね。


特に、相手が外国人だと、何かあればすぐに「警察」「法院(裁判所)」という言葉を出せばおとなしくなると思っている様だ。
だから、そういう時は、それを逆手に取って、先手必勝で、こっちが警察に駆け込めばいい。警察は逆に、こっちが外国人だと、親切丁寧に教えてくれる。
無料法律相談も大いに活用すればいい。外国人でも活用出来る。


ただし、警察も法律相談も、中文が出来ないと無理だよ。


海外で生きるって、根性つくぜ。根性なければ、海外では生きれない。日本式遠慮なんてしてたら、一巻の終わりだぜ。



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