俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

無形財産の価値をもっと理解して欲しいよな。それと、おしゃれな会話が出来るシニアになろうぜ!

台湾の東部、花蓮を訪れる日本人観光客はまだまだ少ない。
花蓮と言えば、日本のガイドブックにはタロコ渓谷しか紹介されておらず、タロコ以外には何もないように勘違いされがちだ。


さらに、花蓮市内のグルメ情報も、地元の人はあまり行かないようなお店が紹介されておりお問い合わせの入る日本人からは決まって、そのお店の名前が出る。


花蓮はワンタン(こちらでは扁食という)が有名なのだが、ガイドブックで紹介されているお店はマズイ!
俺はお客様にご紹介する前に、すべて自分で食べてみるようにしている。俺は決してグルメではない。庶民的な味が好きな、普通のシニアおじさん。どちらかというと、食べることには執着心はない。だから俺だけの舌で判断するのはダメなので、必ず、家族で食べに行く。その結果、やはり、ガイドブックで紹介しているお店はマズイ!
花蓮でワンタン食べるなら、「花蓮香扁食」が一番だな。ここは美味いし、ネタが新鮮。
ワンタンの種類も4種類あり、おすすめは「総合」というミックス。すべてのワンタンが味わえる。小皿に入った惣菜も美味い。種類も豊富。
花蓮に来たら、ワンタンはここで食べて欲しい。


俺はいつも思うのだけど、ガイドブックを書いた人間って、どんな人なんだろう。
本当に自分の足で歩いて、観光スポットやグルメスポットを見つけているんだろうか。
特に、海外のガイドブックって怪しいよな。


そう言えば、以前に、花蓮の事を紹介した本(アニメで紹介していた)を出版した出版社の人から連絡が入り、著者の人が、今、俺が研究をしている人物や花蓮の歴史秘話について、俺が色々なところで発表している内容の一部を参考にさせて欲しいと連絡があった。
俺は快諾したが、出来上がった本をみて驚いた。一部参考どころか、ほとんど、俺の研究内容そのままじゃないか!!しかも、引用先が記載されていない。


日本人ってさ、人の知的分野に関する価値を非常に低く評価しているよな。
知的財産ってものを理解していない。この分野では日本人はまだまだ発展途上にいると俺は感じる。
日本人は有形についてはその財産価値を理解するが、無形のもに関してはその財産価値を判断出来ない、出来たとしても低く見ているところがある。
無形財産に関して日本人が重要視するのは、その人物の肩書。内容よりも肩書だ。
もしも俺がその分野で名が売れている著名人だったら、きっと、文章の引用にも細心の注意を図るだろうし、それなりの対価も支払うだろう。


どうして日本人って肩書に弱いんだろうな。その点は俺には理解できない。


今から数十年前、台北に住んでいた頃、日本から取引先が来ると、接待が必須科目だった。食事に行って、その後クラブへ。そこで日本人達は女の子を物色する。お気に入りの子を見つけると俺に近寄って来て「あの子がいい」と言う。俺は、お店のママさんにその旨を伝え、その子に先約がなければOK。その後、女の子を連れてカラオケスナックへ。
この一連の流れの中でも、お偉い肩書のついている人ほど、態度は横柄で傲慢だ。
俺に言わせれば「あんた達の目的は皆同じだろう。その目的を達成するためには俺がいなければ何も出来ないのだから、偉そうにするんじゃねえよ!!」という感じ。


俺は、お偉い肩書がついた人間で、その肩書の力を利用して偉そうにしている奴って大嫌いなんだよな。
例えばさ、社長って会社では一番トップだよな。俺も社長の経験があるからわかる。しかしさ、従業員がいてくれての社長だろう。従業員ゼロで社長なんて、チャンチャラおかしい話だよな。だったらさ、もっと従業員を大切にして欲しいよな。従業員は会社の駒じゃない。自分の道具でもない。
人があっての会社であり、自分なんだって事を忘れた経営者が多いように感じる。


クラブやスナックへ行っても、そこで働いている女性に対し、すっごく偉そうに言う奴がいるよな。あれも俺は嫌いだ。(俺って嫌いな人間多いよな。)
楽しくお酒が飲みたいんだったら、それ相応の会話をして楽しめよな。すぐに下ネタを言うシニアオヤジって最低だよな。
そりゃ、そんな席で、仕事の話をしたり、難しい話をする人間もよくないが、下ネタオンリーの人間もどうかと思うね。


どうも、日本人、特に、シニアオヤジになると、スマートに酒を楽しむってことが出来る人が少ないように感じる。
まあ、話題が乏しいのだろうな。仕事の事しか頭になく、自分に関係のある仕事以外の事には興味がない。自分の趣味以外の事には興味がない。という人が多すぎる。
もっと、広く、浅く、色々な知識と知恵を身に付け、会話を楽しめるシニアオヤジが増えて欲しい。


まあ、俺は酒が飲めないから(正確には飲まない)、自分から進んでクラブなどへは行かなくなったが、静かな音楽が流れ、そこで、おしゃれな会話を楽しめる、そういった場所があれば、行ってみたいとは思う。もちろん、妻同伴で。
妻を同伴して行けるクラブがあれば最高だろうね。


なんだか話がとんでもない方向へいったね。今日のタイトル何にしようか。


まあ、こうやって、思いつくままに書くのが俺のスタイル。だから「俺の独り言」。
今日も、俺の独り言にお付き合いくださり、ありがとう。

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