俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

歴史って学ぶものでも猿真似するものでもない。心で感じるものだ。

俺はよくこのブログで「日本人は東台湾・花蓮の歴史について知らない」という趣旨のことを書いている。
その原因の一つが、日本の学校教育で、台湾についてはなにも教えないこと。そして、花蓮の歴史について記された書物が日本にはほとんど存在しないことだ。


台湾に何度も来たという観光客でさえ、行くのは西部(台北・台中・台南・高雄方面)がほとんどだ。花蓮でもせいぜい太魯閣(タロコ)渓谷のみ。


花蓮は日本の歴史を語るうえで、忘れてはいけない場所だと俺は思っている。日本統治時代、日本が花蓮に残した功績は大きい。当時、日本国内でさえ整っていなかった水道網が花蓮の日本人移民村では完備されていた。台湾におけるに日本人移民村発祥の地である花蓮。しかし、その歴史を訪れる日本人が少ない。
これは自慢ではないが、花蓮において、統治時代の日本の歴史について本格的に研究し、その研究成果をもとに、花蓮の歴史街道を案内したガイドは俺が最初だ。電子書籍でも以前に各スポットの秘話も盛り込んでガイドブックを出版したが、それを真似て、最近では何人かのガイドが同じようなことを始めたようだが、所詮、猿真似にしか過ぎない。
俺は、電子書籍で出版した時よりもさらに先を進んでいる。自らが現地へ足を運び、インタビューを続けながら、新しい情報を得続けている。


猿真似なんて恥ずかしいことは俺にはできない。俺は、自分で収集した情報だからこそ、自信をもってお客様にご案内出きるし、文字にも書き残せる。


ただ、俺の場合は、宣伝が下手だ。今のお宿にしてもそうだし、観光にしても、広告は一切出していない。正直、広告を出す費用があるなら、研究に回したい。
俺のお客様は、100%、俺のもう一つのブログを読んだり、ホームページを見て連絡をくださる。そのうえで「この人に案内して欲しい」と感じてくださったお客様からご連絡を頂いている。
もう一つの俺のブログは、ここで書いているような「言いたい放題」の内容ではなく、真面目な?内容になっている。


観光コースも色々と豊富に取り揃えている。自分で歩いた花蓮。魅力が多すぎる花蓮。それを如何にして限られた時間で巡って頂くかを考えた内容になっている。
だから、自然とコースも数が増えてきている。
近々、新しいコースが誕生する。今までやりたくても出来なかった「花蓮歴史街道の旅Ⅱ南花蓮編」ってやつ。何せ、花蓮は南北に137.5kmもあるので、とても一日では周りきれない。そこで、一泊二日で花蓮の歴史を巡ってもらおうと考えており、今、南花蓮でのインタビューを続けている。歴史にはやっぱり秘話が大切だからね。単に、「ここは○○で、何年に誰それがどうのこうの」では面白くないだろう。俺はそ自分自身がそのような案内が嫌いだから、お客様に対してもやらない。
基本的に自分が嫌いなことは人にはしない主義。
だから、案内も一日一組。どうしても同じ日程で、同じコースをお望みのお客様がある場合は、最大3組までで、車はすべて別々。すなわち3台の車で巡る。まったく知らないお客様と一台の車に混載されて、一日中一緒なんて俺は絶対に嫌だ。だから、例え、お一人様でも車は一台用意する。
旅は、誰にも気兼ねすることなく、のんびりと過ごしたいからね。


もちろん、歴史に興味のない人にとっては、「そんな歴史街道なんて旅、面白くない」と思うだろう。でもね、不思議と。歴史に興味がなかった人が、お連れ様のご要望で、仕方なく、歴史街道の旅に参加すると、最後には、興味がなかった人が一番感動しているんだぜ。
そう、歴史っていうと、学校の歴史を思い出し、退屈で、難しいってイメージしかないからね。しかし、旅で出会う歴史って、生きた歴史なんだよな。そこに、その場所に、俺たちと同じ日本人がいたんだよ。そこで生きていたんだよ。それを目のあたりにする。
机で学ぶ歴史ではなく、肌で、心で感じる歴史なんだよ。
だから、みんなが感動し、興奮する。


俺の真面目な方のブログ、紹介しておくな。(宣伝してる!!)


宣伝ついでに、ホームページも紹介!!
花蓮観光、宿泊は花蓮ライフまで


まあ、たまにはこうやって営業活動もしないとな(笑)


花蓮って本当に良いところだよ。歴史だけではなく、自然も豊かだし。ぜひ、一度は来て欲しい場所だ。

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