俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

自殺はテロ行為だ

色々なことが原因で、人生の悩み、苦しみ、結果、自ら命を絶つ人がいる。
特に、最近ではSNSでの誹謗中傷、イジメや、過酷な労働が原因で自殺する人がいる。


俺は自殺とは一種のテロ行為だと思っている。自分を愛し、自分を頼り、自分を信頼してくれている人に対するテロ行為だ。テロ行為は許されるものではない。如何なる理由があっても、テロ行為を正当化することなど出来ない。


「死んだ方が楽」という気持ちにまで追い込まれてしまったことは悲しいことだ。そこまで追い込まれていることに気づいてやれなかった事は、周りの人も悔いが残るだろう。
でもさ、死ぬって勇気がいることだぜ。その勇気をほんの少しでいいから別の方向に向けてみてはどうだろうか。話す勇気に。


「自分の事なんて誰も判ってくれない」「自分の苦しみなんて誰にも判ってもらえない」と思うのだろうが、やってみなければ判らないだろう。


自分の苦しみを打ち明けるのは、上司や同僚、学校の先生なんかじゃない。家族だよ。
家族にすべてを打ち上げろよ。死ぬ勇気があれば、打ち明けることぐらい簡単じゃないか。
学校に、会社に行きたくないと思うんだったら、行かなければいい。辞めればいい。
誰が何と言っても構わない。まずは、今、自分の置かれている環境から逃げ出せ。
逃げることは悪い事ではない。逃げることでテロ行為をせずに済むならば、どんどん逃げろ。家族はその逃亡を手伝ってやれ。世間体とか、「将来どうするの?」なんてことは一切考えず、まずは環境を変えてやれよ。


子供がイジメに遭遇していることを知って、そのことを学校に相談しても意味がないぜ。学校や教育委員会に救いを求めても、何もしてはくれない。自分たちの保身だけを考えているのだから。だったら、そんな狂った環境から子供を救い出してやれよ。


家族が職場環境で悩み、追い込まれているなら、そこから救い出してやれよ。


弱いんじゃない。根性論では如何することも出来ない状態を今を日本の社会は作り出している。これはすべて、俺たちシニア世代の責任なんだ。


自殺というテロ行為を未然に防ぐには、家族の協力が必要不可欠なんだよ。
よくシニア世代の人間は若い人の悩みを聞いた後「俺たち(私たち)の時代は、もっと厳しかったぞ。そんな弱音を吐いていてはこれからの人生、生きていけないぞ」なんて言う人がいるけど、それは大きな間違いなんだよ。
俺たちの時代よりも今の時代の方が全てが陰湿になっている。学校、職場でのイジメ、過酷な労働条件、すべてが陰湿になっている。そんな陰湿な環境をぶっ壊し、残業当たり前の時代をぶっ壊す事ができるのは、俺たちシニア世代なんだ。


自分の知人、友人、家族にテロ行為をさせるな。
また、テロ行為を考えている人、自殺はテロ行為だってことを認識しろ。
テロは必ず未然に防げる。


俺はそう思うけどなあ。

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