俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

火(非)のないところにも煙を立たせる連中

ことわざに「火のないところに煙は立たぬ」というものがあるが、これは昔の話だ。
今の時代、「火のないところでも煙を立てる」という連中が増えている。
それがSNSの世界では渦巻いている。情けないかな、国会でも。


もともと火がないので、消化することも出来ない。しかし、煙だけは何時までも消えることがない。何とも厄介なものだ。


しかし人は何故、火(非)の無いところ煙を立たせるのだろう。人を陥れるためにはこの方法が最も効果的だという事を知っているからだろう。何故ならば、先にも述べた様に、火がないため消化が不可能だからだ。だから、真実を捻じ曲げられても、それに対して反論するために証拠が提示出来ない。だから、一度煙を立てられれば、時間が過ぎるのを待つしかないのだ。


だが、忘れては困ることがある。周りの人間が物事の真偽を確かめるという能力をもってさえいれば、幾ら煙を立てようとしても無理な事だ。しかし、悲しいかな、大勢の人達は、物事の真偽を確認もせず、一歩的な情報だけを鵜呑みにする。その結果、火のないところにも煙が立つようになった。


マスコミの情報も決してすべてが正確とは限らない。まして、個人が発信する情報など、そのまま鵜呑みにするなど、危険極まりない行為だ。


愚かな人間が引き起こす、火のない放火。それによって、毎日のように犠牲となる人が現れる。この負の連鎖をいったい誰がどうやって食い止めるのか。


子供の世界でも日々起こるネットによるイジメ。大人の世界でも同じである。
今や、子供も大人も卑劣な加害者になる。


愚かな行為。愚かな考え。しかし、その愚かな人間が繁殖を続けている今の時代。


俺の経験から言わせてもらうならば、火のないところにも煙を立たせる人間は、そうしなければ自分の存在意義を見つけ出すことの出来ない病人だ。そしてこの病人、自分が少しでも攻撃されると怒り狂って倍返しの反撃をしてくる。何故ならば、自分のウソがばれると、自分の周りから人が去っていくという恐怖心が常にあるからだ。
誰かを攻撃し、誰かを陥れ、それに賛同してくれる仲間がいると安心感を得られる。
また、仲間を募るために、火のないところに煙を立てる。
本当に恐ろしい病人だ。


俺は事あるごとに言っているが、今の世の中、様々な情報が飛び交っているが、事の真偽を必ず自分で確かめる。確かめた上で、自分の意見を述べる。そして、ここが重要だが、自分の発した意見には如何なる理由があっても、自分で責任を取るということだ。
後でその情報が偽りであると判っても、一度自分が真実だと判断し、その上で発した意見であるならば、後になって誰かの責任にするなどという人間のクズの様な事はしない事だ。


俺はそう思うけどなあ。

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