俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

人生山あり谷あり。落ちるならどん底まで落ちろ。中途半端な落ち方はするな!

よく世間では、「プラス思考」「マイナス思考」って言うよな。

この意味、皆さんはどのように解釈しているだろうか。


俺なりの解釈は、「マイナス思考」は逃げの一手。「プラス思考」は考え、行動する。という風に解釈している。


例えば、今、目の前に大きな問題が発生したとしよう。

「もうダメだ。絶対にダメだ」と諦めてしまう、すなわち、その問題から逃げてしまう事がマイナス思考。普通、マイナス思考っていうのは、最悪の事ばかりを想定してしまう事を指しているが、最悪の事態を想定するというのは、危機管理の上では必要不可欠な事であり、決して悪い事ではない。

しかし、「ダメだ」と諦める事は許されない。


一方、「このままではダメだ。何とか回避するための方法はないものか」と様々な方法を思案し、実践し、諦めず、最後までチャレンジし続ける事がプラス思考。

一般的にプラス思考は何でもいい方向に解釈すると思われているが、最悪の事態が発生している時に、そうそう簡単にいい方向に物事を解釈しろと言われても、出来るはずがな。


諦めるか、最後まで方法を考え行動できるかの違いが、「マイナス思考」「プラス思考」だと俺は解釈している。


ただ、よく思うのだけど、マイナス思考の人って、あまりにも先の事を見過ぎているんじゃないかなあ。

例えば、「このままでいったら、10年後、自分はどうなっているのか」なんて事を考え、急に不安になり、焦り、結果、悪い事ばかりを想像してしまう。

まあ、想像力豊かで結構な事だが、人間、明日、どうなるかなんて誰にも判らないんだぜ。いや、一分、一秒先の事すら判らない。だから、今が大切なんだよ。


今を大切にしながら、目標だけはしっかりと持つ。夢を持つ。すなわち、実現可能か不可能かは判らんが、目標、夢は誰にでも持てる。

そして、その夢を目標に、目標を通過点にするために、今を必死に生きるんだ。


今、この瞬間は、もう二度と戻ってこない。今しかないんだから。人間には全員、必ず、死が訪れる。どんなに金持ちであろうと、有名人であろうと、全員に死は訪れる。

だからこそ、今を大切にしないといけないんだよ。


悪い事ばかり考えて、その結果、何もせずに諦めて、逃げの一手。これって、今を大切にしていると言えるかなあ。俺は言えないと思う。

失敗するのは誰だって嫌だ。でもな、人生、生きている間は山もあれば谷もある。

中途半端な谷底に落ちるぐらいなら、思いっきりどん底まで落ちてみればいい。

どん底を見た人間が考える事は、「何としてでも頂上まで戻ってやる」という事しか考えない。中途半端に落ちた奴は、そこまでの根性がないから、結局は、中途半端な谷で、ウロウロして終わる。


俺も何度もどん底まで落ちたよ。騙されて、大金を奪われた事もある。人を信じたばかりに、借金を背負わされかけ、間一髪のところで抜け出したが、そのために報復を受け、詐欺師と言われ、新聞記者に嘘の記事まで書かせて攻撃もされた。ネット上でも、見るに堪えない誹謗中傷を受けた。

そのために、仕事がなくなり、貯金も奪われ、無一文になった事もあった。

水道、電気が止められた事もあった。

どん底だったね。だから、這い上がって来た。まだまだ頂上まで距離はあるが、それでも、落とされた地点よりも今はさらに上に進んでいる。

家族が一丸となって、「このままでは終わらない。」そう思ってやってきている。


泣き言を言いたい時もある。俺はそんな時は思いっきり泣き言を言う。我慢などしない。

悔しくて、情けなくなり、思いっきり泣く事もある。これも我慢しない。

泣いて、泣いて、泣き疲れて眠る(そんな歌詞、あったよな)。翌朝になれば涙は枯れている。そしたらまた、前を向いて歩きだす。


どん底ってさ、それ以上の底はないんだよな。だから、今以上には悪く成りようもないって事。底なんだから足はしっかりと底についている。って事は、足をしっかりと踏ん張れるって事。どんなに力強く踏ん張っても、足場は崩れない。だったら、しっかりと踏ん張って、次の一歩を出すだけ。一歩一歩、焦らず、のんびり行けばいい。

中途半端に谷に落ちるから、足場も悪く、下を見れば、見えないどん底があるから怖くなって一歩が出ない。

落ちるときは思いっきり、どん底まで落ちればいいんだ。落ちて、怪我をしたら、しばらくは底で休憩していればいい。その間に、次の一歩の踏み出し方をしっかりと考えればいい。


どん底を知った奴は強くなるよ。昨日も書いたが、どん底に落ちれば、人は笑う。バカにする。そして、去っていく人もいる。そんな連中を追いかける必要も、腹を立てる必要もない。

笑い、バカにし、去っていく連中は、どん底を知らない、弱い、つまんない人生を歩んでいる可哀想な人間だと思えばいい。


人間が生きている間に出会う人の数なんて、全地球の人数からすれば、ほんのわずか。そのほんのわずかの人間の事で、「あの人に笑われた」「あの人にバカにされた」「あの人が去った」なんて考える事自体、バカバカしいいだろう。

新しい出会いをするために、新しい自分に生まれ変わるために、今、こうやって、どん底を見せてもらっている。どん底から這い上がるという貴重な経験をさせてもらえている。これは、自分にしか出来ない事だから、神様が与えてくれたプレゼントなんだ。って思うことだ。


でもいいか、どん底から這い上がるには、それなりの覚悟と努力と時間と根気が必要だぞ。そして、一人では無理だ。家族がいるなら、家族全員で協力して這い上がって行くんだ。


独り者の人は、自分周りの人間関係をしっかりと見なおし、今まで信じていた人の事でも、改めて見直し、その上で、本当に自分の心に寄り添ってくれる人を見つける事だ。

それでもそういった人がいないのであれば、まずは自分独りの力で歩みだすことだ。そうすれば、必ず、本気であなたの心に寄り添い、力を貸してくれる人が現れる。

経験者が言うんだから、信じろ。


俺はいつも子供から相談を受けた時、まずは、子供の考え、子供が進もうと思っている道について黙って聞く。そして、絶対に否定はしない。例え、自分の経験からそれは失敗する可能性が高いと思っても、「絶対」はこの世に存在しないのだから、「失敗する」なんて無責任な意見は言えない。ただ必ず言う事は「今のその決断、10年後、20年後の自分が後悔しないと自信を持って言えるならやればいい。でも、本当は心の奥底で、「こっちをやりたい」という気持ちがあるものの、「今の状況ではそれは無理だろう」なんて考えがあるんだったら、もう一度、自分の気持ちに正直になって、考え直せ。」とアドバイスする。


人生、何歳になっても諦めるという事をせず、考え、行動し続ければ、気が付けば、後悔のない人生を送ったと言えると思う。もちろん、常に家族には正直に何でも話をしてが大前提だ。

妻や子供に何も相談せず、自分勝手にすべてを決めるような男なら、独りで勝手に生きていけ。妻や子供を人質にせず、解放してやれ。ただし、人質を解放する限り、身代金はきちんと支払えよ。自分はすべてを失っても、それだけは責任を果たせ。


そうだ、またどこかの機会で、離婚についても独り言書かせてもらおっと!!

離婚についても言いたい事いっぱいあるからさ。

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