俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

生かされている理由をしっかりと見つけ、見失わないこと

最近痛感することは、今、本当に色々な方々のお力を得ながら、この地に生かされているという事。


以前は、色々な誹謗中傷を受け、心身ともにズタズタになった時もありました。しかし、今、振り返ると、当時は、まだまだ自分自身にも欲があり、徳積が足りなかったのだと思う。故に、足も引っ張られるし、必要以上の誹謗中傷も受けたのだと思う。
しかし、余計な欲を捨て、自分が生かされている理由を見つけた日から、私たち夫婦の人生は大きく変わった様に思う。
生かされている理由、それは以前からも考え、頭の中では判っていた様に思うが、しかし、心では判っていなかったのだと思う。


誹謗中傷を受け、頭にきて、怒りを覚えた。しかし、怒りからは何も生まれない。誹謗中傷を受けた時、ある意味、自分の生き方を見つめ直すチャンスを与えてもらえたと思うべきだった。しかし、その時は、その事に気付かなかった。
愚かな自分だったと思うと同時に、その事に気付かせてくれた人たち(誹謗中傷した人達)に感謝している。


人はそれぞれに生かされている理由がある。その理由に気付かないまま生きている人もいるが、それは勿体ないと私は思う。


俺に生かされている理由に気付かせてくれた人は、今までにお世話させて頂いた湾生の方々だった。
年老いた湾生の方々のお顔、昔を懐かしみ、その場に立てた喜びを満面の笑みで噛みしめているその横顔。一本一本のシワに人生が刻まれている。台湾から引き揚げ、苦しい時期を乗り越えて来られたお顔。
50組以上の湾生の方々のお世話をさせて頂きながら、その湾生の方々が無言で教えてくださった、生きる意味。


俺がこの地で自分のやりたい研究に打ち込めるのも、周りの人々のお力があっての事。自分一人の力では、本の一行も書く事が出来ない。


今迄に恩を受けた人たちへの恩返し、報恩一途の道を歩みながら、生かされている理由を見失わない様に、一日一日を大切にする必要を感じている。そして、一日も早く、恩を返せるようにしていきたい。


今日を楽しみ、明日を喜ぶ人生。そのためには、生かされている理由をしっかりと見つけ、見失わないことじゃないかなあ。


俺はそう思うけどなあ。

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