俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

自分を悲劇の主人公にするために、平気で裏切ってはいけない人を裏切る人間の末路は、孤独と地獄

人間は弱い生き物だ。だから、自分を常に正当化しようという本能が働く。自分を正当化することで、自分を守れると思い込んでいる人もいる。
自分を正当化するためには、誰かを敵にしなければならない。しかも、相手は悪党でなければならない。そのために、自分を悲劇の主人公にし、誰かに助けを求め、同情してもらわなければならない。
しかし、そういったことを平気でする人間ほど、万が一を考え、悪党に仕立てた相手にも、ある面、良い顔をする。二枚舌を平気で使う。


でもさ、ウソって必ずばれるんだよな。本人は細心の注意を払っているつもりでも、どこかに見落としが出る。その結果、意とも簡単にそのウソはばれる。


ウソがばれた時、騙された相手の反応には二通りある。激怒する人。平気な顔を装う人。
激怒される方がまだ救いはある。一番怖いのは、騙された振りをし、平気な顔を装われることだ。
前述の様に、万が一を考えて、相手にも良い顔をしているのだが、相手にはウソがばれている。しかし、平気な顔をしているので、ばれていないと思い込んでいる。知らないには、当の本人だけってことだ。そうなると、その人間が窮地に立たされた時、本人は、騙していて相手も自分の味方だと思い、救いを求める。しかし、その時に、自分の行った行為の愚かさに初めて気が付く。当然、誰も救ってはくれない。


俺も今までに、何度も、身近な人間が、自分を正当化するために、俺や妻は悪党にされた。騙している相手は、俺達が何も気づいていないと思い込んでいる。確たる証拠などないと思い込んでいる。しかし、こっちは、しっかりと証拠を掴んでいる。相手のうっかりミスで思わぬ形で証拠が転がり込んできた。


俺はそういった場合でも、何度も、相手を許してやろうと思った。そして、何度も、再起のチャンスを与えてやった。しかし、残念なことに、結局相手は、最後の最後まで、自分を正当化するために、俺達夫婦を悪党にしたまま、俺達の前から去って行った。


まあ、こういった人間は、何時の日か自分で頭を打って、地獄を見ないことには、その腐りきった人格は変わらないだろう。いや、もしかすると、もう、二度と変わることなく、最後、気が付いた時には、一人寂しく死んでいくしかないのかも知れない。


俺は二枚舌を使う人間が大嫌いだ。平気で人を騙し、一度、それでうまくいくと、毎回、同じ手口で人を騙す。まあ、騙せていると思い込んでいるのはご本人さんだけで、とっくにそのウソがばれているとも知らずにいる、誠に哀れで、救いようのない人間だけどな。


俺さ思うのだけど、ウソって良くない事は判っているが、人間と言う生き物はウソをつく。しかし、「この人には絶対にウソをつき通してはいけない相手」ってあるよな。
その相手にウソをつき、挙句には、その相手を悪党にして、自分を正当化する人間なんて、最低の人間だよな。


人間なんて完璧な人間なんていない。失敗もする。失敗すれば怒られもする。そうやって、怒られた数だけ、人間は成長する。
しかし、怒られることが嫌で、自分を正当化し、裏では、自分を悲劇の主人公にして、誰かを悪党にし、ウソをつき、同情を引き、でも、そのウソがばれそうになると、今度は、同情してくれた相手をも悪党にし、二枚舌、三枚舌を平気で使う奴。
そんな人間に、成長などはない。待っているのは、孤独と地獄だけだ。


悲しい人間にだけはなりたくないね。



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