遂に起こった。タロコ渓谷で重大事故発生
恐れていたことが起こった。
花蓮の観光地、タロコ渓谷で遂に、日本人観光客に落石が直撃し、現在も意識不明の重体になってる。
自転車で渓谷観光を楽しんでいた最中の事故だ。
俺は今迄に何度も、あらゆる場所でタロコ渓谷の危険性を訴えてきた。しかし、俺だけが情報発信をしていても限界がある。
一方、日本の旅行社は未だにタロコ観光を実施している。危険性を一切告げず。
渓谷では車に落石が直撃し、車が原型を留めないまでに破壊され、乗客は即死という事故も発生している。
徒歩で散策する燕子口でも何度も落石事故が発生し、死亡事故も頻繁に発生している。
しかし、そんな情報は一切、日本には流れていない。
渓谷内の危険個所は三十四か所あると言われている。しかし、その危険個所の数も年々増えている。
花連は自然豊かな場所。心癒される場所。
しかし、タロコ渓谷は危険だ。俺はもう三年間、タロコ渓谷観光を中止している。
同業者は未だに続けているが。
お客様を危険にさらしたくはない。俺も死にたくない。だから行かない。例えどんなに要望があっても、全てお断りしている。
他にも花蓮にはいいところがいっぱいある。何も危険を冒してまで行くほどの場所ではないと俺は思う。
日本の旅行社も、タロコ渓谷以外の花蓮の旅行プランをそろそろ考えてはどうだろうか。
金儲けよりもまずは、お客様の安全だろう。
俺はそう思うけどなあ。