俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

台湾旅行する際はこの番号を忘れずに 0800-024-111 

今日で、俺が発病してから2か月。発病当時に比べれば、目まいはかなり改善されたものの、耳鳴りと右耳の閉塞感は変わっていない様に感じる。
メニエール病と突発性難聴。誠に厄介な病気だ。外見からはまったくわからない病気だけに辛い。何分にも右耳が聞こえないので、車を運転している時に何かを話しかけられても、聞き取れないことがある。
台湾は日本と逆で、左ハンドル、右側通行。だから、運転席に座ると、助手席が右、後部座席からも俺の右側に話しかける状態となる。


今までは西洋医学に頼っていたが、薬が強いのか、口の中は乾くし、肌荒れも出て来た。このまま、薬を飲み続けていれば、間違いなく、肝臓に負担をかけることになる。


そこで、今週から東洋医学に変えた。台湾では「中医」と呼ばれている。
なによりも有難いのが、東洋医学も保険が効くところだ。診察代に一週間分の漢方薬で190元(日本円で約600円弱)で済むという点だ。
台湾の保険制度は俺の知る限り世界でもトップクラスではないかと思う。
病院に行くと、まずは、掛號代として100元(約300円)を支払う。診察を受けて、薬の処方箋を出してもらい、そのまま薬局へ。薬をもらって、家に帰る。そう、最初の100元を支払っただけですべてOK.注射したり点滴したりしても、追加として50元程度で済む。もちろん、大きな病院になれば、もう少し負担額が増えるが、レントゲン撮影しても300元~400元程度で済む。


観光などで台湾に来る場合、当然、現地の保険はないよな。そうなると、全額自己負担になるが、特殊な検査を要しない場合、一般のクリニックでならば、400元程度(日本円1200円強)の負担。大きな病院で、レントゲン、注射、点滴をした場合でも、1500元~2000元(5000円程度)の負担。
日本で風邪ひいて、保険使って、クリニックで診察してもらい、お薬の処方箋もらって、薬局でお薬を買って、さて、幾らになるかなあ。俺が日本にいた頃でも、最低、3500円ほど負担しなければならなかったように記憶している。


台湾の医療機器のレベルはかなり高い。最新式の医療機器が導入されている。医者の技術もアジアではレベルは高いと聞いている(日本の医師が言ってました)。


特に、花蓮には、台湾最大の宗教法人である「慈済」という団体があり、その団体の病院がある。元々、「慈済」の本部が花蓮にあり、莫大な資金を有しており、病院、学校までも経営している。ここの病院には最新の医療機器が揃っており、検査をするなら、この病院はお薦めだ。ただし、治療は・・・・・。医者が比較的若手が多いため、治療に関してはあまりお薦めは出来ない。


旅行に行って、一番の心配は病気だよな。特に、食あたりや水あたりになった時だよな。
こればっかりは、本人がどんなに気を付けていても防げないものだ。
「生ものは食べず、水道水は飲まず」としていても、思わぬ食材が原因で食あたり、水あたりになる。万が一、台湾の旅先で病気になった場合、まずは、日本語の出来る人を探してもらうこと。病院へ行って、症状を正確に医師に伝えてもらわないといけない。
また、医師からの指示も正確に聞いてもらわなければならない。


日本語が出来る人が見つからない場合、この電話番号を覚えておけばいい。
0800-024-111
これは、台湾の移民局のよろず無料相談所の電話番号。
日本語スタッフもいるので安心だ。


海外旅行で何が一番困るかって、病気に事故、事件に巻き込まれた時だよな。
だから、上記の電話番号をメモしておき、いざと言う時にすぐに電話出来る様にしておくことだ。


この番号、意外と日本人は知らない。台湾だし、日本語の出来る人も多いし、まさか自分に限って、旅先で病気したり、事故や事件に巻き込まれる事はないという根拠のない自信があるのか、本当に、日本人は台湾に来ると無防備になるよな。
俺はいつも言ってるが、台湾と言えども、海外であることを忘れてはいけない。


「備えあれば患いなし」忘れないで欲しい。

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