俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

他社が、他人が失敗したところにチャンスがある

俺が一番嫌いな言葉は「出来ません」「無理です」という言葉。いとも簡単にこの言葉を使う人がいるよな。自分の能力に蓋をしてしまってどうするんだって言いたい。


出来るか出来ないかは、やってみないとわからないはずだ。結局、最初から失敗を恐れているから「出来ない」「無理」という言葉が出てくる。さらに厄介なのは、「今までの経験上から判断して」というやつ。ふざけるな!って言いたいよな。


昨日まで出来なかったことが、今日ならば出来る可能性もある。その可能性を捨てて、自らの秘められた能力も捨てて、諦めることなどして欲しくない。


こういう事を言うと、「そうだ。今の若い人はすぐに諦める」という人もいるだろうが、俺から言わせれば、シニア世代の方が多いように感じるな。
若い頃は経験も浅い。だから、出来る事もある。失敗を恐れない。いや、何が失敗かもわからないから突っ走ることが出来る。しかし、シニア世代になると、変に色々な事を経験してしまっているから、ついつい自分のものさしで物事を判断し、何もやらずに結論を先に出す。また、シニア世代になると、失敗を極端に恐れる。失敗したらもう後がないと思うからだろう。でもさ、人間、命尽きるまで何度でもチャレンジできるチャンスはある。結果ばかりを恐れて、安全パイしか打たない様では、若い人はついてこないぜ。


それに、何をもって成功というのか、失敗というのかも定かではないよな。失敗からの産物というものも沢山ある。ノーベル賞を受賞した人もよく言ってるだろう。


俺が「出来ません」「無理です」という言葉が嫌いなのは、先に述べた様、自ら自分の能力に蓋をしてしまうって行為だ。
人間の能力って無限だぜ。それを自分で限界を作ってしまってはダメだ。


誰だって、失敗するのは嫌だ。だからって諦めるのか。違うと思うな。失敗する可能性があるなら、その可能性を如何にして排除するかを真剣に考えればいい。過去に同様の事で失敗したなら、その時の失敗をもう一度振り返って、原因をきちんと追究し、分析すればいい。


原因の追究と分析をきちんと行えば、新たな手法が見えてくるものだ。失敗したからってそれを葬り去るから、二度と同じ様なチャレンジが出来なくなり、「無理」という一言で片づけてしまう。


他社が、他人が失敗したところに、チャンスがある。


俺はそう思うけどなあ。

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