俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

正しく、美しい日本語を使おうぜ

時代時代に応じて、様々な新しい言葉が誕生する日本。特に、若者の言葉の変化は激しい。俺達の年代になってくると若者言葉の中でどうしても理解不能な言葉というのも現れる。まあ、俺達が若い頃も当時の大人達から同じことを言われていた様な気がする。


ただ、どうしても理解できないのが「ヤバイ」という言葉の使い方だ。
例えば、レストランに入り、出て来た料理に対し「これヤバくない。絶対にヤバいよ」と若者が言う。俺達の年代だと「えっ、腐っているのか」と思う。しかし、若者にとっては「すごく美味しい」という意味らしい。
何か素晴らしいものに出会ったとき、今の若者は「ヤバイ」を連発する。
正直、俺はこの言葉は嫌いだ。内心は「いやいや、お前達の方が日本人としてヤバイでしょう」と思ってしまう。これも俺がオジサンになったという証なんだろうが。


確かに今の日本では日本語の美しさというものが失われつつある。これも時代の流れなんだろうが、民族が自国の言葉を正しく使えなくなってくるとその国は危ういと俺は思っている。
これは若者に限ったことではない。やたらと横文字、いや、俺に言わせれば、カタカナ文字を使いたがる大人も多いよな。俺は聞き苦しい。何故、すぐにカタカナ文字を使いたがるのだろうか。特に、テレビに出ている評論家と称する人達、コメンテーターと称する人達、ちょっと横文字もどきのカタカナ文字を使い過をぎるのではないだろうか。
日本語で話せば、もっと大勢の人達に理解してもらえるものを、変に横文字もどきのカタカナ文字を使いたがるよな。


日本には日本独自の文字文化があるのだろうが、その文字文化がどんどん外来語に侵されている様に感じる。横文字もどきのカタカナ文字を使うことが「かっこいい」「頭が良い様に見える」のだろうか。俺は絶対にそうは思わないけどなあ。


俺と同じシニア世代の皆さん、会社などで話をする時に、変にカタカナ文字でしゃべっていないかい?俺達は日本人なんだから、もっと自国の言葉を大切に使おうぜ。
そして、正しく使おうぜ。
でたらめな日本語を使っている人も多いよな。あれこそ恥だぜ。


海外に住んでいても俺は日本人。日本人として、自国の言葉を大切にしたい。日本語を正しく、美しく使える事が日本人としての誇りだから。


俺はそう思うけどなあ。

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