俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

残りの人生、何に取り組みますか?

あなたは今、自分の一生をかけて取り組もうと思える何かをお持ちですか?
特にシニア世代の皆さん、仕事以外に残りの人生をかけて取り組もうと思っている何かをお持ちですか?
俺はこれって大切な事だと思うんだよな。


俺たち50代以降の年代は、団塊の世代から厳しく鍛えられた。残業は当たり前。仕事優先でこそ男子なり的なところがあったよな。
俺は若い時代を台湾で過ごしたから、100%日本的な考え方には反感を覚えたけど、学校を卒業して日本の会社に入り、ずっと日本で過ごしてきた同年代の人達にとっては、ごくいご当たり前のことだったと思う。
故に、今の様に、「残業に上限を設ける」何てことには違和感を感じているはずだ。まして、過酷な労働を苦に自殺する人に対しては「弱い」の一言で片づけているはずだ。


仕事が全て。家庭はその次。これが当たり前になっていること自体、異常なことではあるが、それ以上に、自分のすべてを会社に捧げている今の生き方には、俺は賛同できないなあ。そこにはもう、自分というものは存在していない。だから、定年を迎え、急に仕事がなくなると、どうやって毎日を過ごせばいいかも判らなくなる人が多い。
趣味はあっても、毎日、趣味三昧という生活も出来ない。最初は出来てても長続きしない。


お金になる、ならないは別にして、何かに取り組めるものを今の内から探しておく必要がある。今まで自分の中で少しでも興味を抱いたことがあるなら、それを引っ張り出してきて、自分の生きる時間の中に、そのことに取り組む時間を作ることだ。


定年後の人生も自分にとっては大切な人生なんだぜ。今だけを見ていては必ず後悔する。会社はあなたの老後の面倒までは見てくれない。
仕事が生きがいになっているあなた。特に気を付けた方がいいぜ。


俺たちの年代になってくると、そろそろ次の人生についても真剣に考える必要がある。特にサラリーマンの方はそれが必要だと思うよ。


会社では部下達に対し、何を残せるかを考え、その一方で、プライベートでは今後の人生、何に挑戦するかを考える事もそろそろ必要じゃないかなあ。


俺はそう思うけどなあ。

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