俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

家を見つけないと!アドベンチャー・ファミリーどこへ行く?

俺が今住んでいる家の家主と二週間ほど前に大喧嘩した。
あまりにも、無責任で、そのくせ、面倒な事ばかりを言ってくる。自分の責任は果たさず、しかし、こちらには、色々と注文をつけてくる。
我慢に我慢をしていたが、もう限界。遂に、爆発してしまった。


その結果、10月中旬までに引っ越しを余儀なくされた。しかし、あのまま我慢してここに住んでいても、俺の家族全員、誰もハッピーな気持ちで過ごせない。だから、喜んで引っ越しを受け入れた。
がしかし、次の住むところが見つからない。
色々と探しているが、俺には、13匹のワン公と4匹の猫がいる。そうそう簡単には見つからない。
期限は後10日。ちょっとヤバい状況だ。


ほとんど毎日、家探しで走り回っている。これが日本若しくは台湾の都会だったらもう少し簡単に見つかるのだろうが、何分にも花蓮は田舎。しかも、これだけの動物を飼える場所となれば、さらに、田舎の田舎でないと無理だ。


おかげで最近は執筆作業も出来ず、不動産屋の真似事をしている。
空き家はあっても、家主がわからない。近所に聞くと、「今、病気で入院している。子供達は台北に居て、連絡先は知らない」という返事が多い。
日本もそうだが、台湾でも田舎は過疎化が進んでいる。
都会などでは「租」と書いた紙が貼ってあるケースが多い。この「租」ってのが、借家の意味。しかし、田舎では人だけが頼りだ。


有難いのは地元の人達の協力だ。
家を探していると、その地域の人達が声をかけてくれて、一緒になって探してくれる。
電話で知り合いに聞いてくれる人。一緒に歩いてくれる人。本当、古き良き時代の日本のようだ。
日本の田舎は閉鎖的と聞いたことがあるが、少なくとも、ここ花蓮では違うなあ。
まあ、俺達が日本人という事も大きく影響しているのだと思う。やはり、地元の人達は、「日本人のおかげで今の花蓮が、今の台湾がある」という考えを持ってくださっている人が多い。だから、日本人が困っているなら手伝ってあげようという考えを持ってくれる。
全ては、先人達のおかげだ。先人達に心から感謝しなければいけない。


台湾の人達にとって、日本統治時代の50年間は本当に歴史的にも大きな意味を持つ50年間だった。一方日本では、近代歴史については学校でもほとんど教えない。まして、台湾統治時代の話などする教師もほとんどいない。
俺の子供が言ってたが、「中学校で台湾は中国の一部って習った」だとさ。
これが今の日本の教師のレベルであり、考え方なんだろうな。まあ、教師個人というよりも、日教組の考え方がそうなんだろう。
俺は反日教組。あのような団体は不要だ。日本をダメにするだけの団体。
秩序の無い、自由主義にしてしまったのが奴らだ。
まあ、あまりここでは政治的な話はこれぐらいにしておこう。


話を戻すが、台湾人が日本で家探しをしていて、果たして日本人はどこまで協力してくれるのだろうか。不動産屋に行けば情報はあるだろう。それは台湾も同じ。しかし、俺は不動産屋は使わない。まず、無駄な仲介手数料が発生する。家主との交渉も不動産屋が行ってくれるが、そのために、下手をすれば、契約時まで、どんな家主なのかわからないままでの契約になることもある。最近では、契約時にも家主が出てこない時がある。これは、日本も同じだろう。でも、その結果、何か問題が発生すると、全て事務的にしか事が運ばない。そこには、人間の情ってものが何もない。
俺はこの「事務的」っていうのが一番嫌いだ。人間界において、人と人が何かの縁あって知り合う訳だ。その出会いを大切にしたいと思わないか。
家主と店子との関係も同じだと俺は思う。だから、俺は家主との直接契約しかしない。
それでも、今回の様に、契約すると人格が豹変する家主もいる。
それはそれで勉強だと思う。


さあ、明日も家探し。荷造りもしないといけないが、まずは、家を見つけないと。
あーあ、一体どうなることやら。まさに、アドベンチャー・ファミリーだなあ。

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