俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

知らないままにしておくことが恥

以前にも書いたが、完璧な人間などこの世には存在しない。人間なんて皆、不完全なものだ。でも、人間は歳を重ねるごとにその不完全さを恥だと思い、自分の不完全さを隠そうとする。虚栄を張ったり、知ったかぶりをしたりする。醜く、哀れな抵抗だが、その抵抗によって、自分のプライドを保とうとする。


でもさ、どうして知らない事は「知らない」と言えないのだろう。どうして、知らないことを知っている様に振舞うのだろう。そんなに自分のプライドを守ることが大切なのだろうか。
こういった人間ほど、自分の間違いは認めず、誰かに責任転換をする。「ごめんなさい」という言葉を発することが負けに繋がるとでも思っているかのように。


俺達シニア世代に多いよな。こういったタイプの人間。


子供の前でも、部下の前でも、知らない事は知らないと、堂々と言える人間でいて欲しい。そして大切な事は、知らないままにしておかないって事だ。必ず、答えを見つけるための努力をするって事だよ。
「知らない」という返事が恥なんじゃない。「知らないままにしておく」ことが恥なんだよ。
知らないままにすることが恥だと認識していれば、知らない事への質問に対しての回答も変わってくる。


俺はそう思うけどなあ。

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