俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

目標が、達成出来た時の歓喜を頭に描きながら

人生の目標を持つ。その目標達成のために我武者羅に頑張る。
しかし、人間である以上、時には心が折れそうにもなる。
自分で打ち立てた目標に恐れを感じてしまうこともある。
これは人間である限り仕方のないことかもしれない。俺も自分の目標があまりにも無謀で、高過ぎたかもしれないと感じることがあった。
でも、無謀だ、高過ぎると感じるか否かは、自分の気持ちひとつだと気が付く。
結局最後は、自分を信じることが一番大切なんだろう。


目標達成のためにやらなければならない事があるのに、思うように事が進まないこともある。気持ちばかりが焦ることもある。
そんな時は何もしないことだ。「でも、やらないと」と焦れば焦るほど、全てが空回りするだけ。
俺はその様な時には、今の自分の環境を変える様にしている。例えば、一日のんびりと遊びに行ったり、部屋の模様替えをしたり。
とにかく、一旦、目の前の課題から逃げる。
逃げて見えてくるものって結構ある。
気分が落ち着いたらまた、元のフィールドに戻る。でも、戻った時は、最初はスロースピードで動き出す。いきなり張り切っても長続きしない。


人生なんて、その繰り返しだと感じる。


今の俺は、自分が打ち立てた目標に向かって、一歩一歩、焦らず、心折れず、楽しく毎日を過ごしながら、でも、確実に前進しながら活きています。
目標が、達成出来た時の歓喜を頭に描きながら。

病で苦しむ人、気持ちで負けないで欲しい

人生半世紀以上生きていると、身体のあちらこちらにガタが出てくる。
数年前、俺は生まれて初めて手術というものを経験した。しかも、台湾で。
重症の尿路結石で、二本ある尿管の両方に石が詰まった。もう少し遅かったら腎臓に大きなダメージを受け、生命の危機もあったそうだ。
入院したのがキリスト系の病院だったのだが、手術の直前に、神父さんがやって来て「お祈りしましょうか」と言われた。俺は仏教徒だが、この時ばかりは、神頼りで、お祈りをお願いした。


そして、昨年。突発性難聴を患った。初期診断のミスで、治療が遅れ、一年半が経過した今、右耳の聴力は完全に落ち、耳鳴りは止まない。
もう手遅れらしい。残りの人生、この難聴と耳鳴りと付き合っていくしかない。


病気になった時「どうして自分だけ」って思うよな。そして「本当に治るのか」って不安にもなるよな。
これは、風邪ひきの時でも同じ。病は気からというけど、病は人の心をも暗くしてしまい、マイナス思考になってしまう。
看病する側としては「大丈夫?」「頑張れ」としか言いようがない。


辛いよな。本当に辛いよな。ある程度年齢を重ねれば「まあ、歳だから仕方ない」という気持ちも出てくるが、若い人が病に倒れた時は悔しさと情けなさと不安で心が押しつぶされそうになるだろう。


周りの人間は心配することしか出来ない。変わってやれるものなら変わってやりたいが、そうもいかない。見えない病気という魔物に腹が立つがどうしてやることも出来ないい。本当に歯がゆいよな。


気持ちで負けて欲しくない。頑張って欲しい。それしか言えないのが情けないが・・・。


俺も不安だった。不安で、不安で仕方なかった。悔しくて涙した時もあった。
でも、最後は「必ず俺は復活する。そしてまた、家族で笑うんだ」という気持ちだけだった。


今、病で治療中の人もいるだろう。看病に明け暮れている人もいるだろう。
本当に大変だと思う。でも、希望を持って、「治るんだ」と最後まで信じて疑わない事。
そして、可能な限り周りの人は笑顔でいよう。笑いは病を飛ばしてくれるとも言われている。


俺はそう思うけどなあ。

遂に起こった。タロコ渓谷で重大事故発生

恐れていたことが起こった。
花蓮の観光地、タロコ渓谷で遂に、日本人観光客に落石が直撃し、現在も意識不明の重体になってる。
自転車で渓谷観光を楽しんでいた最中の事故だ。


俺は今迄に何度も、あらゆる場所でタロコ渓谷の危険性を訴えてきた。しかし、俺だけが情報発信をしていても限界がある。


一方、日本の旅行社は未だにタロコ観光を実施している。危険性を一切告げず。


渓谷では車に落石が直撃し、車が原型を留めないまでに破壊され、乗客は即死という事故も発生している。
徒歩で散策する燕子口でも何度も落石事故が発生し、死亡事故も頻繁に発生している。


しかし、そんな情報は一切、日本には流れていない。


渓谷内の危険個所は三十四か所あると言われている。しかし、その危険個所の数も年々増えている。


花連は自然豊かな場所。心癒される場所。
しかし、タロコ渓谷は危険だ。俺はもう三年間、タロコ渓谷観光を中止している。
同業者は未だに続けているが。


お客様を危険にさらしたくはない。俺も死にたくない。だから行かない。例えどんなに要望があっても、全てお断りしている。


他にも花蓮にはいいところがいっぱいある。何も危険を冒してまで行くほどの場所ではないと俺は思う。


日本の旅行社も、タロコ渓谷以外の花蓮の旅行プランをそろそろ考えてはどうだろうか。
金儲けよりもまずは、お客様の安全だろう。


俺はそう思うけどなあ。