俺の独り言(シニア男の本音トーク)のブログ

台湾東部、花蓮に家族で移住したシニア世代に突入した中年男の本音トーク。同年代に送り届けたい独り言。若い世代に残したい独り言。

夢と希望は違う

新年あけましておめでとうございます。
日本ではまだお正月気分いっぱいなんだろうなあ。


台湾は旧暦だから、今年の春節(旧正月)は、2月5日。丁度2日が土曜日だから、実質は2日から10日までの長期連休となる。
この間は台湾に来ない方がいいぜ。どこのお店も休みか値段が高くなっている。ホテルも一律料金がアップしている。


昨年の平成最後の天皇誕生日で、俺も58歳になった。還暦まで後2年。自分が60歳間近だなんて、信じられない。まあ、あまり考えない様にしているけどね。だってさ、年齢を考えると、人間ってついつい「年相応な生き方」なんて事を考えてしまうからね。この「年相応」っていうのも、世間のモノサシで考えた事だろう。俺はそういうのが大嫌いだから。


俺は死ぬまで夢を持ち続け、その夢を実現させるための手段を考え、行動に移していこうと決めている。だってさ、夢って実現可能な事を夢って言う。実現不可能なことは希望って言うと俺は思っているから。


まあ、今の世の中、夢を持つ事も難しい時代になったという人もいるけど、時代や世の中の責任にはしたくないよな。
夢はどんどん持つべきだよ。そして、夢を実現するために日々、楽しく努力すべきだと俺は思っている。


あくまでも俺の独り言だからな。反論したい人もいるだろうけど、それは、自分の中で収めてくれよな。


さあ、今年も笑顔で頑張っていこうぜ!!

嫉妬されて人は成長する

俺は日本に居る頃、役者の真似事をしていた。テレビドラマや映画、舞台に出演していた。一応はセリフも役名もあった。


俺の知り合いの息子さんも、今、役者をしながら学校へ通っている。これから期待の星ともいえる青年だ。
撮影の度に学校を休まなくていけないが、同級生から色々と言われるそうだ。


俺は彼に言ってやった。「周りが嫉妬するという事は、それだけあなたがプロの役者に近づいている証拠。嫉妬したい奴には嫉妬させておけばいい。それもプロとして誰もが通る道。」


人は何故、嫉妬するのか。子供の頃から嫉妬心というものがあるのが人間。
その嫉妬心が大人になればなるほど醜く、薄汚いものになっていく。
子供の嫉妬より大人の嫉妬。女性の嫉妬より男の嫉妬の方が醜く、卑怯で、度を越した事を平気でやる。


俺もそのくだらない嫉妬心とやらに苦しめられた事がある。


ネットでの誹謗中傷。そのほとんどが大人の男。度を越した、卑怯で醜いものだった。
一度ならずも何度もやられたし、事あるごとに同じ奴が登場して、言いたい放題を言っている。今も続いている。


でもある日俺は気付いた。
「奴ら、俺に嫉妬しているんだ」ってね。そして逆転の発想をした。「俺も嫉妬されるほどの仕事が出来る様になったんだ」って。
決して、天狗になっている訳ではない。俺は、自慢したり、自分を保身するためにウソをつくことは嫌いだ。また、匿名でしか物をいえない奴を軽蔑する。


ネットでしか、匿名でしかものが言えない奴を恐れる事も、腹立つこともない。


俺は自分を完璧な人間とは思っていない。まだまだ発展途上で、修行の身だ。
自分を正義の味方だとも思っていない。


そんな修行の身である未熟な俺に嫉妬してくれる人がいるなんて幸せ者だと思っています。


ネットで苦しんでいる人、あなたも嫉妬されているんです。と、いう事は、あなたは相手よりもはるかに成長しているって事ですよ。喜びましょう。


俺はそう思うけどなあ。

自分の保身のために、子供に平気で嘘をつかせる教師と元教師

本当に久しぶりの投稿だな。
皆は元気にしていたかい?今年の日本は本当に暑かったらしいなあ。熱中症、大丈夫だったかい?


俺の住む花蓮も、連日、暑い日が続いたよ。35度以上は当たり前の花蓮。日本と大きく違うのは陽射しの強さ。「花蓮の太陽は人を食う」と言われるぐらい本当に強い。


ところで、今の日本の教育者ってどうなっているんだ。


実は、今年の夏、俺の住む花蓮で、戦後73年ぶりに日本夏祭りを復活させた。俺の住む場所は、その昔、日本人移民村があった場所で、当時は、毎年夏に、夏祭りが行われていた。戦後、日本人移民は全員、日本への強制送還になったので、夏祭りが行われなくなった。俺はずっと「もう一度、この旧日本人移民村で日本夏祭りを復活させたい」と思い、色々と動いていたが、今年、それが実現した。


その夏祭りに日本の高校生が特別参加してくれた。10名の高校生が日本からやってきた。
俺の住む町では、町長や町議会議員、婦人会等々、町を挙げて高校生を熱烈歓迎してくれた。
ところが、この高校生達、まともに挨拶も出来ない。早朝から、朝食を食べに連れて行ってくれるために、婦人会の人達がお宿まで迎えに来てくれていても、高校生から挨拶もない。朝食も「口に合わない」「食欲がない」「朝はいつもあまり食べない」などとわがまま言い放題。
最終日なんか、町長が多忙の中、わざわざお宿まで見送りに来てくれているのに、これまた挨拶なし。


さすがに俺も気になって、途中で引率の先生に忠告するも「挨拶は家庭教育ですからね。最近の子は挨拶できないんですよ」と笑って終わり。


決定的なのが、最終日の夜、生徒達が無断でお宿の青年の誘いを受けて、夜中にトラックの荷台に10人が乗って、山道を夜景を見に行った。
幸いにも荷台から落ちたりして怪我をする者はいなかったが、万が一の事が発生していたら、大変な事になっていた。初日に「俺に無断で夜にお宿の敷地から出る事は厳禁。万が一、どうしても出なければならない事があったら、必ず俺の許可を得る様に」と伝えてあったのに。
高校生やお宿の青年のとった軽率な行動も問題だが、さらに問題なのはその後の引率者2名の大人の対応だ。一人は高校の先生、もう一人は同行してきた元高校教師。


事態の重要性を考え、俺は引率者に報告をした。すると、「できれば大事にしたくない」「何事もなかったのだから、内々で解決したい」というもの。その理由は、お宿が満室だったので、生徒と引率者が別のお宿に泊まっていたこと。「同じ宿でなかったのがまずかった。」を連呼。
お前ら問題を取り違えていないか!と俺は思ったね。
そして彼らが出した結論が「何事もなかったので、なかったことにする。校長にも報告はしない。」というもの。そして「生徒には他言しない様に言いました」だってさ。
大人の保身のために、子供にまでウソを平気でつかせる先生と元先生。


これが今の教育現場なんだろうな。


生徒にはもっともらしいことを言いながら、自分達はまずは自分の保身を考え、事実を捻じ曲げる。当然、生徒には厳しい注意などしていない。その証拠に、高校生達は日本に戻ってからもその青年に「11月に個人的に遊びに行きます。その時はよろしく」という内容のメッセージを送っている。


台湾側ではその青年に厳重注意及び、今後、その青年のお宿、レストランは当面使用しない」という厳しい罰を与えた。
青年も深く反省しており、俺や日本側にも謝罪を行っている。


しかし、日本側は、「何事もなかったのに、台湾側(特に俺だって)が騒いでいるので、対応を検討している」とその青年に元教師がメッセージしてきた。


学校の報告する事など、100%信用したらダメだってことだよな。
イジメ事件の際の学校側のコメントも同じってことだ。


子供達に、ルールを破っても何事もなかった場合は、そのままスルー出来ることを教えた現役教師と元教師。
日本側の言う通り、本当に、何事もなかったのだからそれでいいと思うなら、何故、事実を校長に報告しない。


彼らの作った罪は重いと俺は思うけどなあ。